azucho's diary

読書メモや、育児記録、ワークライフバランスについてのあれこれなどを書いています。だだもれ系です。

[育児] 卒乳の話、わが家の場合

こんばんは!!11/16(金)夜、テレビ版の新劇場版エヴァ破、観られましたか?

そう、明日11/17(ていうかもう今日である)からいよいよ新劇場版エヴァQの上映開始!

そして、11/7は『はてなブログ1周年おめでとう! id:hatenablog』でしたヨ!!!ぱちぱちぱち~☆☆☆

 

私がこのはてなブログを書き始めたのは2012年2月なので、私自身の1周年までには少し間がありますが、エヴァといい、なんかめでたいよね~めでたい続きだよね~(←むりやりw)

 

というわけで、金曜日の夜、テレビ版エヴァ破&エヴァQ冒頭6分38秒(!)鑑賞後の興奮もそのままに、父ちゃんもおチビさんも寝静まった中、ブログ更新しちゃうぜ、エヴァともはてな1周年とも全く関係ないネタでな!!

 

・・そうです、前回 から相当、間が空いてしまいましたが、卒乳の話です。

    ◆前回の記事:[育児] 母乳&ミルク育児、わが家の場合

 

とにかく、以前からずっと、母乳&ミルク育児の葛藤の話を書きたかったので、前回は書くのにめちゃくちゃ時間もかかったし、量もやたら多くなってしまいました。読んでくださったかた、ありがとうございます(^-^) 

 

それに比べると、卒乳の方は、わりとあっさりしているかも。。意外にも。。というか、自分でも予想外の展開だったのです。(予想外という意味では、母乳&ミルク育児だってそうでしたが・・w) 

 

<ここから今回のお話です>

ようやく卒乳についてです。

 

なかば諦めていた。きっとうまくいかないだろうから、しばらく(3歳?4歳?5歳?)吸っててもいいや、小学生になっても吸ってる人もいたりすると言うし、まぁ大人で吸ってる人はいないから(これは極端だけどw)、いつかはやめるだろうし。。

 

断乳するぞ」と日を決めたりとかして実行、というのはめちゃくちゃしんどそうだなぁ(子どもも親も)と、知人の例を見たりしていたので、自然に任せたい、その方が主に自分自身の精神衛生上、良さそうだと思っていた。

 

母乳&ミルク育児が、出産前の自分の想定とは違った形になったから、ある程度、「どーん」と構えよう、って思えるようにもなっていたかもしれない。(どーんと、と言っても、私にしては、ですけどw)

 

以下は、同じ保育園に通うことになったご近所さんとのメールのやりとりから。

 

-- 2012/03/29

ウチはいまだに卒乳トライできておらず。。

回数は明らかに減ってるんだけど、寝かしつけが…どうしてもキーンと高音泣きされてしまって。夜中は特に、私がついおっぱいに頼ってしまってる感じ…

とりあえず昼間は保育園が始まったら、強制的にやめることになるし、なんとか昼寝はおっぱいナシでできるようにしとかなあかんと思いつつ。。うぅむ、やわ(T_T)

--

 

・・ご近所さん(2家族:0歳児クラス&4歳児クラス、1歳児クラス)は、それぞれすでに卒乳されていて、私はちょっと焦ったりしていました。保育園に行くから、というのはひとつの区切りというか、関門な気がしていた。

 

慣らし保育は2012/04/04から始まりました。最初は2時間のみ、お昼ごはん前に帰宅で昼寝はナシ。

徐々に時間を延ばしていき、昼寝が始まったのは2012/04/11からだけど、4/11も4/12も昼寝せず、「おめめパッチリでした」と連絡票に書かれていた・・(笑)

4/13は、しばらく遊んでいたけど、抱っこで寝たそうです。おっぱいが無くても、先生の寝かしつけテクかなぁと思いました。

 

ちなみに4/5のメールは下記。

-- 2012/04/05
問題はお昼寝やわ~。
1週間前から昼間のおっぱいナシにトライしてて、昼寝自体をしなかったり、早めに夜の寝かしつけをしたり、なんとか昼間はパイなしで過ごしてます。
保育園ではどんな感じになるかなぁ、とドキドキ(^_^;)

--

 

先生の寝かしつけテクをもってすれば、保育園ではおっぱいが無くても寝ることが分かった!ほっと一安心!

ひとりだけお昼寝せず、保育園を抜け出したりするようになったらどうしよかと不安だったのです(←父ちゃんの幼少期の実績より・・w)。

 

昼間は何とか、自宅でもおっぱいなしで昼寝か、もしくは昼寝自体をしない(これかなり多かった・・苦笑)ようになっていました。

しかし問題は夜間の寝かしつけだ。。

割り切って、ひきつづき、基本的におっぱいで寝かしつけしていました。

 

自分も職場への本格復帰が4/16から始まり(4/2に初出社のみしていた)、気持ちの上で余裕が無かったし。。とりあえず、母ちゃんの気持ち&体が楽なのがいいや、と思ってた。そうは言っても、夜中に何度も授乳で起こされるのは、睡眠的にはめちゃしんどかったんやけど。。それでも、そいちちで寝る、というのはかなり楽だった。

 

・・これは、前回の記事からもお分かりかと思いますが、なかなか母乳の出が良くならなかった私にしては、かなりいいペースが出来てたんですよね~。。そいちちってこんなに楽なのか~、と実感できて、出産直後からこれが出来てたらもっと楽だっただろうなぁ、とか思ったり。

 

まぁ、4月あたりって言うと、もう1歳半なので、母乳やミルクからの栄養だけではなく、離乳食からも栄養を取ってる(ハズ)だから、きっと、そいちちと言ってもさほど量は必要なかったんだろうなぁと思う。なので、少量でも寝かしつけできた、とかかな。。

 

夜中、起こされたとしても、そいちちで寝てくれるなら、このまま3歳4歳5歳になってもいいや、くらいに思っていた。

 

保育園の面談とか、先生と話をした時には、「夏くらいをめどに、おっぱい卒業を目指しましょう」と言われていたけど、うーんどうだろうなぁ、もっと掛かりそうやわぁ、と思っていた。

 

そのまま5月の連休も迎え、しばらく保育園生活からも離れ、ひさびさの登園では泣いちゃったりもしましたが、基本的には楽しそうに通い(発熱なんかもありつつ)、園ではおっぱいナシでお昼寝もしているようです。

しかも、以前の「先生の抱っこでネンネ」から、「お布団に横になって、先生がトントンする」で寝るようになってきた、とのお話が!

先生に、どうやってるんですか?と聞いてみたら、「こめかみをなでなでしたり、胸あたりをトントンしたりする」とのこと。。

 

よし、試してみよう!!

と、5/11(金)の夜、初のそいちちナシの寝かしつけトライ!

土日もあることだし、と、なんとなく思っただけで、日にちを決めたというより、先生のお昼寝話を聞いたから、ていうのがキッカケです。

 

さて5/14(月)の連絡票に書いたのがこちらです。↓↓↓

『5/11(金)の夜、初めておっぱいなしで寝かしつけに成功しました!

お昼寝の時に抱っこナシにトライしているというお話を聞いたので、夜も試してみました。

最初はわーっと泣いたり、おっぱいサイン(手を開いたり閉じたり、にぎにぎする)を出したりしてましたが、隣にいてトントンしたり、こめかみをナデナデしたりしてたら、寝ました!ぐずぐずもしつつ!

夜中も何度か起きましたが、抱っこしたりして再び寝入り。

5/12(土)、5/13(日)も同じく、そいちちなしです!

さみしそうかな、と気になる時もありますが、ようやく卒乳かなぁ・・』

 

ご近所の卒乳先輩ママさん達からは、「だいたい3日くらいはグズグズしたりするけど、それ以降は意外とケロッとしてた」等の話を聞いていたのですが、ほんとそんな感じ。。意外とアッサリ。

 

知人からも「いったんおっぱいを停止し始めたら、中途半端に元に戻したりはしない方がいい」という話もよく聞いていたので、だからこそ、「〇〇日に断乳決行!」みたいな覚悟がまず親側に必要で、泣き叫ぶ子を見ても心を揺らしてはいけなくて、めちゃくちゃ精神的にツライんだろうなぁ。。と想像してしまって踏み切るのが怖かった。

 

でも、ほんと、それもやってみないと分からないんだろうなぁ。

その子にもよるし、うちもたまたまタイミングが合っただけかもしれないし、もしかしたらまた授乳が復活してたかもしれないし(病気した時とかね)。

あんまり構えすぎなくてもいいのかな、と(後からなら)思えるんだけどね。。母乳&ミルク育児と一緒で、これも難しいよね。まっただ中では、しかも初めての育児だとなおさら、どうしてもいろいろと構えてしまうし、不安にもなる。

 

だから、もし今、「卒乳(断乳)どうしようかなぁ」と不安になったり焦ったりしている人がいたら、「時がくればいつかは必ず成功する。そりゃその時はちょっぴりしんどかったりもするかも。でもトータルで見たら大丈夫さ~。基本は母ちゃんが楽チンな道を選んだらいいと思う」てな感じのことを言いたい。(まぁほんと、いろいろなパターンがあるからなぁ、、これも。ほんと千差万別、十人十色だよね!!)

 

そして、下記が、保育園のお友達で、卒乳をどうしようか迷っていると言っていたお母さんへ書いたメールです。

 

-- 2012/07/09

ウチは4月の入園にむけて、なんとか昼間はおっぱいナシにしてたけど、夜はそいちちで寝かしつけしてた。

私もその方が寝かしつけが楽やったし、「断乳!」とかって決めてするのはシンドイなぁと思ってて、まぁ夜は残っててもいいや、と思ってた。

5月の半ば頃に、園でのお昼寝の時に、抱っこ無し、トントンで練習してると聞いて、ダメもとで夜もおっぱいナシ、トントンしてみました。

最初はワーンと泣いてたけど、トントンしたりナデナデしたり抱っこしたりするうちに、寝付くようになりました。

しばらく、夜中はまだ何度か起きてたけど、そのたびトントン。。
卒乳、嬉しいけど、ちょとさみしい気もした。。

それぞれのタイミングとかあると思うし、ほんま無理せずやと思うわ~。

私もそういう話を先輩ママさんからも聞いて、焦ることはないか、と思ったよ。

--

 

そしたらお返事が。(概略はこちら。↓)

-- 2012/07/09

私も無理にやめさせるのは可哀想だし、自分も辛いやろなーと思ってなかなかズルズルしてる感じで、いいのかどうかと思って今に至ってて・・

夜中も何度か泣いて起きてはおっぱいで寝かしつけてます(^_^;)

私がイカンのよね。もうちょっとしたらタイミングみて頑張らないと、だなぁ。

-- 

 

それにさらに返信。↓

-- 2012/07/10

夜中のおっぱい、私もまったく一緒やったよ!夜中は特に、すぐ寝てくれて楽だもんね。

でもほんと、徐々に夜中も起きなくなるし、(ウチはホンマに寝ない子で無理やと思ってたけど、朝まで寝るようになるんだ~と感動..まー今でもたまに起きるけど、トントンで寝たりするようになるし)、ダンナとも話しててんけど、母ちゃんが楽なのも重要やと思うねん。そうじゃないと、しんどいやん。だから、焦ることはない、て思う~

-- 

 

てな感じで、ちょっとは私の経験も役立ったかな?という感触でした。

 

 

・・あぁ、アッサリのハズが・・なんかまた長めになった??

ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!

これにて我が家の「母乳&ミルク育児、および卒乳」特集(?!)は完結です!

おつきあいありがとうございました~♪

 

そして、今日も夜な夜な育児に励むみなさま、テキトーにファイト~です(^o^)/

[育児] 母乳&ミルク育児、わが家の場合

こんばんは。ずっと書きたかったテーマです。

しかしなかなか書けず、追い込み作戦(?!)をすることにしました。↓

 

人それぞれいろんな考え方もあると思うので、あくまで「我が家の場合」をもとに、書いてみます。

 

 

~出産前~

なんとなく自分のことを、出産すれば母乳は出るタイプ、と思っていた(←根拠は全く無いw)。

「出産すれば母乳は出る、とは思うな」という文言を、出産関連の情報などで見聞きしていたにもかかわらず。 

気持ちとしては、できれば母乳で育てられたらいいなぁ、いろいろ栄養面も良さそうだし、くらいに思っていた。でも母乳が出なくても残念がらないようにしよう、足りなければミルクを足せばいい。母乳でもミルクでもどっちでもいいや。(でも根拠なく「出るだろう」と思っていたw)

 

『完母(かんぼ:完全母乳)』なる言葉を聞いて、へぇ~、でもそんなこだわりはないや、と思った。「完母を目指す為に、母乳指導のある助産院を選んだ」という友人や、「完母の為のマッサージに通っている」という知人もいた。そこまではしないかなぁ、と思ってた。

 

 

~出産後~

入院中、私の母乳はあまり出ていないようだった。というか出ているのかどうかもよく分からないけど、授乳前後で赤ちゃんの体重を測るというやりかたで見てみると、たしか2グラム(!)から始まり、増えて10とか15グラムとかだった。徐々に増えているのかな?という感じはしたものの、助産師さんの指導のもと、毎回ミルクを足していた。

まぁこれは初産婦にはよくあることみたいだし、赤ちゃんの飲み方もまだ慣れていないから、というのもある。それにしても、若いママさんとは、おっぱいの張りが違うなぁと思ったりしていた。(20代前半のママさんは、入院中からカンカンに張って、吸ってもらわないとツライくらいになっていて、搾乳もしていた。)

 

退院時には、「徐々に母乳も増えるだろうから、様子をみつつ、しばらくはミルクと混合で行きましょう」と言われ、病院の割引を利用してミルク缶を買って帰った。

 

日中も夜中も、様子をみつつ、2~3時間おき(時には30分や1時間おきも!)に母乳後にミルクをあげる日々。

特に夜中は眠いし寒いし(秋生まれなので)、ミルクを作りに台所へいくのがとても辛かったり、哺乳瓶の消毒が大変だったり。

里帰りしていたので、母親がポットにミルク用のお湯を沸かしてくれたり、鍋で哺乳瓶の煮沸消毒をしてくれたり、何かと助けられた。

 

というか新生児の頃は昼も夜もないしね。2~3時間おきサイクル、という生活が昼夜問わずに続くわけで、まとまって寝られないのがツラい、でもホルモンの働きでなんとかもっている、感じ。

(もちろん赤ちゃんにもよる。いきなり朝まで8時間ねる赤ちゃんもいたりする。←知人の子)

そして我が家のおチビさんはショート・スリーパーだった・・(ナポレオンか!ってよくつっこんでたw)

 

ミルクは母乳よりも腹持ちがいいようで、ミルクの後の方が少し長めに寝てくれる気がした。 まぁ、母乳ってほんとのところ何グラム出ているかは分からないんですけど。(病院で測っていたみたいな精密な体重計は無いし、毎回そんな測定やってられないw いちおう毎日、沐浴前に体重計に一緒に乗って、だいたいで測定して、体重の増え具合はチェックしていた。)

 

小さく生まれたムスメは、小さいなりに、徐々に体重は増えているけど、ほんとにこれで大丈夫かな?という不安は常にあった。増えてる?増えすぎてない? 

 

母乳でもミルクでもどっちでもいい、と思っていたはずなのに、
産まれてみると、「母乳がいい」という思いにどこかとらわれていた。
「完全に出なくなったらいやだな」と思ってた。
別に完全ミルクでも問題は無いはずなのに。
少しでもいいから母乳を、というのは、無意識の母乳信仰のあらわれなのかも。

 

自分自身や姉妹が赤ちゃんだった頃のことを「母乳とミルクの混合だったよ」、と実母から聞かされて、ホッとした。私達なりにすくすく育ってるもん。
でも、いざ自分の母乳が足りなくてミルクを足すという段になると、
「これをきっかけに、完全ミルクになったらどうしよう、出なくなったらどうしよう」と怖くて、おそるおそるミルクをあげていた。
ほんとに10cc単位の調整をしていた。「前回まで30ccだった、でもまだ飲めそうだった、今回40ccにしてみるかな、でもそれでも足りないかもしれないからむしろ50cc?」

 

人から「おっぱい出てる?」と聞かれるのも、つらかった。

悪気は無いのも分かるし、別に事実を答えればいい話なんだけど。

でも、よく「吸わせれば必ず出るから!」とか言われて、「母乳の方が良いのよ」スタンスで話をされたから、しんどくなった。良かれと思ってのアドバイスだと分かってても、責められてる気がした。必死に吸ってもらってるんだけどなぁ、、でもあんまり出ないんだよ、、

 

母乳信仰は押しつけられるとツライ。

ミルクじゃダメなの?

(これは、自分自身への問いかけでもあったんだなぁ・・)

 

もんもんとした気持ちを、例によって父ちゃんにメール等で(昼夜問わずw)送りつけていた。以下に少々抜粋をば。 


-- 2010/11/17 <生後約1か月>
完全母乳神話(いやだな~この響き)がある。完全母乳を目指すつもりはないけど、不安。安易にミルクを足すな、とか。母乳が出なくなる、ミルクしか飲まなくなる、など。

要は大きくなれば良いんやし、足りないなら足していいやとは思うねん。でも足し加減が分からない。

退院の時、夜間は30~40足して寝てもろて、昼間はなるべくおっぱい吸わせて頑張りましょう、て助産師さんに言われた。それは「いずれおっぱいももっと出るから」てことみたいな感じやった。その場合もミルクは併用し続けるのかな?徐々に増やしつつ?

検診ではお医者さんは、間を開けることを重視してる感じやった。ちょい飲みちょい寝ではなく。そのために、リズムを作るために最初はミルクも足して、徐々に母乳が出てきたらミルク減らせば良い、て。

??混乱??

そか、母乳で足りてれば(体重増えてれば)、ミルク足さなくて良いけど、母乳があまり出なければ足す。ほしそうなら足す。でも満腹中枢が発達してないから飲み過ぎ注意?加減が難しい。

赤ちゃんの胃も大きくなって一度に飲める量が増えて、やっぱり必要な食事量は多くなるよね。
うむー。何より、気にしすぎがいけないと思う。
とりあえず体重測ってみよう。松田先生の本も見てみる。

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・・途中で混乱してますね(苦笑)。

ミルクは夜中だけにしとくべきなのか、それとも、授乳間隔を開けるために昼間でも足すべきなのか。みたいな混乱だったと思う。

 

そして頼っていたのはこちら。

定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕

定本育児の百科 (岩波文庫)〔全3冊セット〕

 

 

育児の百科、昔からの定番みたいですね。私は出産祝いに恩師に戴きました。

 

ほんっとーに、松田先生のスタンスには助けられたなぁ。新米の父ちゃん母ちゃん、ともに。

淡々と勘どころは押さえつつ、でも基本的には「何でも大丈夫なんだ」と肩の力が抜けて安心できる感覚。しかも笑えるw とにかくサバサバした感じ。新生児の頃は特に、辞書的に使ったりしてた。

 

んで、松田先生の「体重が増えていたらよしとする」スタンスに従い、10㏄単位の攻防(母ちゃんの中だけでの攻防w)を続けておりました。

なんかしんどかったな~。。どんとミルクを増やしてみてもいいのに、できなかった小心者。でもまぁ、あのときはあれしか出来なかった、とも思う。(正解/不正解ではなく)

 

母乳、あんまり出ないならずっと出ないままかと思いきや、たまに詰まることもある、やっかいな面も。。理不尽も感じたなぁ。

 

以下、変遷をご覧ください。(ざざっと抜粋)

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2010/11/18 <生後約1か月>
夜中、ミルクも足してるし(初の80も)、ちょっと前までは夜中は3時間は寝てたのに、1時間とかしかもたない。
母乳後のミルク、80作って40しか飲まなかったり、せいぜい60まで(最後は寝ながら)、て感じ。
やのに1時間で起きるのは、まさにチョイ飲みチョイ寝?マイペースってこと?
1時間おきはかなりつらい。


2010/11/18
いつ起きるか、ひやひやしてる。あまり良くない心境。。
お願いやから長く寝といて!
お願いやから吸うときはもっと吸って!


2010/11/18
ひさびさに2時間寝てくれた。母ちゃんもかなり寝られたし、しっかりおっぱいも張った。やはり寝ないと張らない。
ミルクも足した(80ごくごくやった)けど、おっぱいもよく吸ってくれた。


2010/11/25
ほっといたらずっと泣いてる。よく鼻も詰まる。苦しそう。ほっとけなくなる。
でもおいらもほんまにヘロヘロやったら寝てしまうハズやから、実は大丈夫ってことかな?


2010/12/02 <生後約2か月>
逆がいい。夜中の方がおっぱい張るから、ミルクは無くてもいいことが多いのかも。夜中に起きだしてミルク作るの、寒いし眠いし面倒やし。
昼間は張らないし、ミルク足し気味で。
でもこうと決めることもない。そのときどきで、適当にやる。


2011/01/06 <生後約3か月>
保健師さんの新生児訪問。(体重の増加、問題なし)


2011/01/11
まさかのおっぱい祭り。右もずっとパンパンで、吸っても吸ってもおさまらない。
途中でちくびが外れたら、ぴゅー!て顔にめちゃかかってた。
左のしこり、まだあるけど、なんとかマシ。
今日はとにかくどんどん吸ってもらうよ。


2011/01/12
右、いわ、かちこち、じんわりしかでない
(せっかくロールケーキ一本食いをあきらめたのに)


2011/01/13 4:43
寝て、吸ってもらったら、マシになった。
四角くなってた右おっぱいがだいぶ丸に。まだ脇下の固いのは相変わらずある。病院は迷う。。


2011/01/13 6:56
前回、夜中に起きた時からさらに、マシになっている感じ。病院は様子をみようかなぁ


2011/01/13 11:23
新生児訪問の時にもらった名刺を頼りに、助産院に行ったら、自宅だった。
携帯に電話してみたら、出先で、今日の夜に来てくれると。
今はマシになったけど、ケアとかしこり出来た時の搾乳方法とか聞くわー

朝も吸ってもらったら、今は相当ましになった。右おっぱい、ちょこちょこしこりはあるけど、夜とは劇的に違う。今日もとにかく吸ってもらったよ。


2011/01/13 20:05
おっぱいケアしてもろた!ピューとつまりも取れた。脇もかなり楽に。あとはひたすら吸ってもらう。


2011/01/21
120ミルクあげてみた。ごくごく。よゆう。


2011/02/28 <生後約4か月>
左のおっぱい岩。いたいー。まだ寝てるので搾乳中。

 

2011/04/07 <生後約6か月>
なんかつらい。ばらばら感覚。

微熱。頭痛くて体あつい。リンパ腺いたい。薬のめず。葛根湯さがす。

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この後も、なんだかんだと悲喜こもごもの日々が続くわけですが、 

ミルクはほぼずっと、最後まで併用しておりました。

 

今にして思うと、ほんとどっちでもいい。なんでもいい。

母乳オンリーでも、ミルクオンリーでも、母乳&ミルク混合でも。

 

 

母乳・ミルクについて、超主観的(シロウト)なメリット/デメリットを挙げてみると。。

 

 <オイラの感じた、母乳のメリット>

  • 身一つで栄養をあげられる。
  • 『添い乳(そいちち)』が出来て便利。母ちゃんも寝ながら授乳できる。(夜中に特に重要)
  • 外出時の荷物が軽い(ミルク関連の荷物が無いので)。必要なのは授乳ケープくらいかな。
  • 母ちゃんが食べまくれる。(腹が減りまくるのでしょっちゅう食べている。常に食べている。もりもり食べている)

 

 <オイラの感じた、母乳のデメリット>

  • 栄養が偏らないように母ちゃんの食事に注意が必要。
  • 母ちゃん以外の人が対応できない。(搾乳という手はあるが)
  • アルコール禁止。
  • 薬が飲めない。冬場は特に風邪をひかないようにとヒヤヒヤ。。(授乳中でも飲める薬もあるようですが) 

 

 <オイラの感じた、ミルクのメリット>

  • 栄養が調整されていて安心。
  • 量が把握できる。
  • 腹持ちがいいので授乳間隔をあけやすい。
  • 人に預けられる。
  • 父ちゃんも対応できて嬉しそう。

 

 <オイラの感じた、ミルクのデメリット>

  • 準備が必要。「はら減ったー!」泣きから準備しているとタイムラグが発生する。
  • 片付けが必要。特に哺乳瓶の消毒が面倒。(うちは鍋で煮沸派でしたが、電子レンジでチンとか薬液に浸けるとかもアリ)
  • 荷物が増える。哺乳瓶、粉ミルク、スプーン、お湯(お湯は行った先でもらうことが多かったけど)などなど。
  • ミルク代がかかる。

 

たまたま母乳が出たら、添い乳できたり荷物が少なかったりでラッキー、

ミルクだったら、量の調整がしやすかったり人に預けられたりで便利、

みたいな感じで、フタをあけてみてのおたのしみ、くらいなイメージはどうかな。

 

スキンシップとか親子の交流とかは、どれであっても取れると思う。

母ちゃんの精神状態が安定しているのがイチバンだと感じる。

自信を持って、その時々のスタイルでやっていけばいいと思う。

正解も不正解も無い。状況に応じて変化しても構わない。

体重の増減とか、チェックした方がいいことはあるけど、そこは専門家に相談しつつ、基本的にはどっしりとゆったりとやっていけばいいと思う。

ちゃんと赤ちゃんも成長していくから、母乳であれミルクであれ、徐々に上手に吸えるようになるし、 きっと相乗効果でペースが作られていくと思う。

そう信じて、ドタバタしつつも、赤ちゃんとの生活を楽しめたらいいんじゃないかな~。

 

もっと気楽に、肩の力を抜いて、と伝えたい。あの頃の私に。
いま悩んでいるかもしれない、これからを不安に思っているかもしれない、
あの頃の私みたいな人(そんな神経質な小心者はイナイかもですがw)にも伝えたい。
だいじょぶだよ~(^-^)/

 


長文&乱文をお読みいただいた方、ありがとうございます!
次回は卒乳編です!(まさかの続き物・・笑)
よろしければ、次回もお付き合いいただければ幸いです☆

[読書メモ][WLB] 『ふたりの子育てルール』を読んで

こんばんは。

治部れんげさんの『ふたりの子育てルール』を読んだ直後、絶対にブログ書く!とつぶやいて自らを追い込んだものの、毎日、眠さに負けておりました。がしかし、やっぱり書きたいし、なるべく早い方がいい。そうです分かってはいるのです。書きたいと思った時が書きどき。眠さに目をこすりながら頑張ってみんとするであります。

 

ふたりの子育てルール

ふたりの子育てルール

 

読み始めたのは6月の初め。でもしばらく止まっていた。

とても興味深くて、どんどん引き込まれていたにも関わらず、

途中で止まってしまっていた。

なんでだろ?・・・読みながら、なぜかもやもやしてた。

 

そんなもやもやの源も含めて、考えてみたい。

 

 

 

これが、読後直後のつぶやき。

今、改めて目次(大項目のみ)を眺めてみると、

  • Step 1: 仕事と育児は両立できる!?
  • Step 2: ふたりに必要なコミュニケーション
  • Step 3: ふたりの家事分担、育児協力
  • Step 4: これからのワーク・ライフ・バランス
  • Step 5: 父親も育児休業を取ろう
  • Step 6: 母親はなぜ仕事を辞めるのか
  • Step 7: 家事も育児もする夫を得る!
  • Step 8: 妻の家計責任、夫の家庭責任
  • Step 9: よりいい職場環境
  • Step 10: 子育てはふたりだけのもの?

 

「面白い&もやもや」を両方とも感じつつ読んでいたのは、Step 3あたりまで。

Step 4からはメモを取りつつ、最後まで読み切っていた。

 

<Step 3 まで> 

まず、なぜもやもやしたか。

なんとなく感じていたのは、『我が家に当てはめるとどうだろうか』と考えた時に感じる、おさまりの悪さ。もちろん、いろんな事例があり、それぞれの家庭の形があるわけだから、ばっちり当てはまらないにしても、どうも、書かれたあるべき姿(両立の事例や分担方法など)が『理想的』すぎて気後れする感じ。いや、『あるべき姿』なんだから、理想的なのは当たり前なんだけど、なんだか違うんです、そうじゃなくて。。(うーむうまく言えなくてすみません)

 

しかも、我が夫は、非常に協力的というか「公平であろう」とする人である。単身赴任中という状況は大きいけれど、それでも何かと我らなりのルールを調整しつつ、うまく回している方だと思っている。世に言う「非協力的な夫」とのコミュニケーションから始める必要は無くて、書かれている事柄もすんなりと「そうだよね」と受け入れられるものばかり。

それでも、どーももやもやする。

 

・・・きっと、「羨望」なんだろうなぁ、とも思う。

事例のうまくいっている部分に目が行くし、ひるがえって自分達の足りない部分に焦りも感じたりする。

でもそもそも、そういう比較をすることは意味が無いし、それぞれの『ふたりのルール』を作り上げることが大切。そうやって、ふたりでやってきたハズ。

ただ、客観的な指標をもって、改めて見直すことは重要だな、と思ったのが、Step 3の中のP.49 「家事・育児の分担表」だった。

 

育休から復帰した時、すでに夫は単身赴任だったから、分担も何も、「平日は全部、母ちゃんが担当」の前提で家事・育児をするしかなくて、でも、そもそもの総量を把握しておくことは必要だよね、本来の進め方として。

不要な作業も入れてしまってるかもしれないし。外注などで省力化可能な項目もあるかもしれない。改めて、我が家バージョンの表を作って、整理はしてみたいなぁ。

 

もしも父ちゃんが単身赴任じゃなかったら。

家事・育児を分担するつもりでいて、結局、「父ちゃんは帰りが遅いし」「残業で疲れてるし」等の理由で、「私は短時間勤務でまだ楽なハズ」と考えて、ほぼ全部を自分でやろうとする気がする。(できるかどうかは別問題ですが。(^-^;))

私は背負い込むタイプだと思うから。そして自分で背負っておきながら疲れるタイプ。母親が家事も完璧にするべきと(無意識にしろ)思っているタイプ。でも、それこそが、女性自身が自分で自分を縛っていて良くない部分だ、と感じる今日この頃だから、こういう「冷静に分量を把握し、適切に分担する」作業が必要だと感じる。

 

 

 

<Step 4 以降>

今回、この本を読んで私が最も印象的だと感じたのは、「男性の直面する困難さ」だった。

最初にメモったのがこちら。

  • P.66, 妻にフェアでありたい男性が困っている

そうだ!実は「フェアでありたい」男性こそが、大変なんだ。。!

 

  • P.67, 母親同士なら似たようなジレンマを味わう人が多いため、まだあきらめがつきやすいかもしれません。
    翻って男性の場合はどうか。
    子どもや家庭を理由に仕事を断るのは、女性以上に勇気がいるのではないでしょうか。

 

  • P.68, 夫婦でよく話をして、お互いが望むような仕事と家庭生活のバランスをめざそうとするとき、
    男性が直面する課題は女性が経験しているもの以上に困難なものが多いのです。

 

  • P.91, 女性の場合、働きながら育児をする人に一定の配慮がされる文化もだんだんとできてきました。(中略)一方で男性は、男性であるというだけで、家族形態を問わずにすべての時間とエネルギーを仕事に振り向けたがっている、と決めつけられることが多いのです。

 

やはり、まだまだ男性の方が、周囲の理解を得られにくい現状。
ビジネス慣習や上司同僚からのプレッシャーだけでなく、身体的にも(妊娠出産に伴う)変化は無いし、とは言え生物学的なところはどうしようもないので仕方ない。
だからこそ、意識して、「男性も当然なんだ」という方へ持っていかないといけないんだろうなぁ。
 

 

治部さんご夫婦の事例でも具体的に、想いが綴られています。

  • P.90, 結婚するのかしないのか、子どもをもつかどうか、そして夫婦の役割分担の形はさまざまです。夫としては、自分は結婚して子どもがいて、共働きをしていて、妻は大学の同級生で自分と同等に稼いでいる。そういう関係において家事・育児を対等に分担するのは当然である……という自分の考えを周囲の人にもう少し理解してほしかったようです。

 

このような想いを、実際に形に行動に現わしているお二人。なかなか出来ることじゃないなぁと思います。。

 

 

そして、私自身がいちばん、今回の読書メモで力が入った部分は、次のくだりを読んで考えたことだった。

  • P.94, 父親として育児に積極的にかかわる、育児休業を取る。これらは「正しい」選択ですが、同時に少数派としての困難もついてきます。新しい時代を切り開く育休パパたちには、ぜひ、勇気をもってがんばってほしいと思います。

 

  • P.94, これまでは仕事と育児の両立という点では女性ががんばってきたということ。産休や育休という制度的な支援がないなか、仕事か子どもかという選択を迫られて、どちらか片方を取らざるをえない、先輩女性たちがいたこと。そういう人たちの、まさに血と汗と涙のうえに、さまざまな制度ができて、私もその恩恵を受けて今、働きながら子どもをもつことができるようになった、ということ。そして、今は男性ががんばる番であるということです。

 

→「今は男性ががんばる番である」とあったけど、女性も意識改革ふくめ、
自立(女性自身の)と、サポート(男性への)が必要だなぁと思った。
今、私がワーママとして働けているのは、今までの女性先輩方の苦労があったから。
それに単なる乗っかりだけするのはいけない。
両立する女性が少なかった時代のような苦労をしなくて済む分、今度は次世代につながるように新たな挑戦をしていかなくては。

それが例えば、男性の育休取得への理解を得るべく、女性としても働きかけていく、とかかなぁ。

 

もちろん、現状の『両立』が楽だとはとても思わない。みんないろいろな苦労をしながら、なんとか両立を続けていると感じる。それは、はるか昔の先輩方から連綿と続いてきた流れでもある。

だから、まずは目の前のことを淡々と頑張る、というのも大切。

 

 

女性自身を縛る、ジェンダー規範の問題も大きいようだ、という記述もドキリとする。

  • P.126, 「男性は育児のために出世コースを外れるべきではない」 という考えが、男性だけでなく働く女性たち自身の心にも根強くあることがうかがえました。そこには、「父親の育児は妻の補助的なもの」であるという「常識」がかいまみえます。

この記述の直前の、女性へのアンケートが興味深かった。

大半の女性は、子どもとの時間確保のためには昇進や昇給の機会を犠牲にしてもやむをえないと考えている、しかし、「あなたがもし父親だったとしたら」と尋ねると、同じ回答者でも、そうは考えていないことが分かる。

「あなたがもし父親だったとしたら」という問いに変えるだけで、意識が如実に現れてくる。まだまだ、女性自身の心を縛る性的役割分担が大きいんだなぁ。。

少しずつでも、女性自身が手放していかないと、男性だけが変わっても意味が無い。

 

 

これは、『家計責任と家庭責任』においても言えること。

  • P.144, 家計責任と家庭責任。
    夫に家事・育児責任を分担することを要求するには、妻も働いてお金を稼ぎ、家計に貢献することを一種の「義務」ととらえる必要があります。
    義務としての仕事においては、たとえやりがいがあまり感じられなくても、上司とうまが合わなくても、家族のために仕事を辞めずに続ける覚悟を決めること。妻が腹をくくったとき、夫にもっと家庭に時間をさいてほしいと要求する強さが
    生まれるのではないでしょうか。

 

うむー、本当に私は腹をくくれているだろうか。。耳が痛いです。

 

 

ではどうしたら、男性も女性も、働きながら子育てがしやすくなるのか。何が妨げになっているのか。夫婦の関係性だけでなく、勤務先との関係も考察されている。

  • P.154,  大きな課題のひとつは、仕事の成果を働いた時間でみるという評価の尺度です。具体的にいえば「夜、遅くまで職場にいる人ほど評価される」という尺度です。
  • P.156, 家族形態や職場への滞在時間を問わず、成果を上げている人が正当に評価される仕組みや文化をつくることが大事だと思います。

 

これは、のちに出てくる『佐藤さん』の職場の先輩の言葉が、グサリと来ます。

  • P.171, 「なんでこんなに長く働くの?能力がないと思われるよ」

 

本の中で、いくつかあるインタビューはどれも興味深かったけど、
特に佐藤さんのインタビューは、企業として学ぶべきヒントも多くて面白かった。
育休前に出世させる、とか、うまいなぁ~!

また、共働きのご両親(小学校の先生)の影響で家事分担もしていた、それが佐藤さん自身の育休取得や家事育児に、自然体でつながっている様子が伝わってきた。

 

 

・・・どんどん読めるのに、とても盛りだくさんで、深い本でした。
ブログを書いてみて、改めて、その深さに気付いた点も。
(というか、まだまだ触れられなかったトピックもいっぱいですが・・)

 

家族の数だけ、いろいろな形の『ルール』があるだろうし、それも随時ブラッシュアップしていってよりいい形になっていく、それが出来たらいいなぁ。

 

[出産][育児] 無痛分娩と、日本の伝統的(?)育児

こんばんは。ほんっとーに、暑い日が続きますね。

夏だわ~と思いつつも、夏ってこんなに暑かったっけ??とダラダラ汗を流しながら、毎日お迎えチャリンコを漕いでいる母ちゃんです。

 

さてさて、今回、前から気になっていた「無痛分娩」について、ちょっくら書いてみたいと思います。ツイッターでつぶやいたら、無痛分娩に関するリプライを頂いたりして、ほぅほぅ、そうなんだ~知らないこといっぱいだわ~、と目からウロコの連続。世間的にはすでに常識なのかもしれないですが、、(^ー^)

 

しかも、数日前に、はてなブログの「Twitter貼り付け機能」がリリースされているではないですか!なんとタイムリー♪

さっそく試しに貼り付け。

 

へぇ~!こんな風に貼り付けられるんだ!おもしろ~!

あれ?でも、「貼り付け形式」が選択できないけど、なんでだろ??デフォルトでは「標準」の貼り付けになっているみたい。「テキスト」のみの貼り付けも選択したいんだけどなぁ。。うーむ。。

とりあえず、ヘルプに投げてみよう。書き書き・・

・・ふー。満足。

 

・・・って、それで満足しててどうする。

 

もともと、無痛分娩については、数年前に友人が

『二人目出産の際、たまたま無痛分娩も扱える病院だったが、当初は無痛分娩にするつもりはなかった。陣痛が始まってから一人目の時の記憶がよみがえって急きょ、「無痛分娩でお願いします!」って 叫んだ』

と言っていたのを聞いたことがあったくらいで、私はほとんど知識はありませんでした。

 

他には、イメージとして、

  • 海外では一般的らしい。
  • 麻酔を使って痛みをやわらげるらしい。
  • 日本では扱える病院はまだ少ないらしい。
  • 費用が高いらしい??(病院による??)

くらい。

 

で、今回、さきほどのツイートをつぶやいたら、日頃やりとりさせて頂いている方で、出産間近の方が、「計画無痛分娩です!」と返信をくださったのです。

  • 一人目が予期せず無痛分娩(出産一時間半前に硬膜外麻酔された)
  • 現在、二人目妊娠中、今回は計画無痛分娩の予定
  • 最後の一時間半であっても無痛は劇的に楽になった
  • 陣痛もしっかり味わったので産後の回復が早いかどうかは分からないが、帝王切開よりは回復が早かったはず
  • 計画無痛なら産後の回復が早いと思う
  • 「計画無痛分娩」の知り合いは多い(特に二人目)
  • 計画といっても、陣痛を促進剤で促して(陣痛がつかなかったら破水させたりして)起こすぐらいの意味みたいで、陣痛の割と早い段階で痛みを緩和してもらえる(タイミングは病院による)ということ

などなど、とても詳細に教えて頂きました。(本当にありがとうございます!)

 

・・・へえ~、計画無痛とか、初めて聞いたよ!そしてやっぱり回復が早そうだなぁ!

下記のように返信もしました。

『日本ではまだ無痛分娩ができる病院が限られてるのかなというイメージなのですが、もっと選択肢が広がるといいなと思います。もちろん、お産はその時の状況次第で、必要な対応が変わってくるから(ほんと命がけですよね母子ともに(^_^;)、信頼できる場が大事ですよね』

 

・・そもそも、少し前に『出産は体にダメージ大、産後は全治2か月くらいに考えておいた方が良い』という話を聞いて、ほんとそれくらいに考えた方がいいなぁ、と思ったことも関係しています。

出産はとにかく消耗が激しくて、産後は常にあちこち痛くて、そんな中、昼夜問わず2時間とか3時間おき(時に30分、1時間だったりも (^-^;))に授乳だおむつがえだなんだと起きなければならない、細切れ睡眠の辛い状況。。

だからこそ、「床上げは1か月以降」等と言われるように、しばらくは布団を引いたまま、新生児のお世話以外は横になる前提の生活で、極力、家事などを周囲の人に担ってもらおうというスタイルがあるわけですよね。(というか、産後すぐにムリするのはほんとイケナイ!後々にガクッと疲労が来たりするから)

 

身体そのものについて「あ、どこも痛くない」と思えたのは、私の場合は出産後、半年以上たってからでした。ずーーーーっと、どこかしらが痛い。

それで、その身体的ダメージが、精神にも影響したりする気もするし、もしも少しでもダメージを和らげられて回復が早くなるのなら、『無痛分娩』っていう選択肢もありなのかな、と感じたのです。

 

『無痛』と言っても、痛みが皆無なわけではない、とか、

陣痛はそもそも出産に必要な痛みだから、完全にそれを無くすわけではない、とか、

少し調べるだけでもいろいろ出てきます。

(こちらのHomePageも参考にさせて頂きました 無痛分娩ができる全国の病院・産婦人科

 

  • 子宮口が全開になるために、ある程度の陣痛は必要

  ⇒子宮が収縮する感覚を残し陣痛の痛みが完全に無くならないように少しずつ麻酔液を入れていく

  • 妊婦さんがいきむことは必要、お産すること自体は普通の分娩と同じ
  • 陣痛時間全体でみると、無痛分娩の場合は、初産婦、経産婦ともに短い

 

技術としてあるなら、選択肢の一つとしてもっと広がっていてもいいのになぁと思いました。

 

私の感想「もっと選択肢が広がるといいな」に対して、教えてくださった方も、

『本当にそう思う。アメリカでは一般的な技術なのに、なんで日本では苦しんで自然に産むのがいいのだろう、と。お母さんが苦しいせいで、うまく産道が開かず赤ちゃんが降りて来れなくて苦しむよりは痛みを緩和した方がいいと思う』

とおっしゃっていて、思わず激しくうなずいてしまいました。

 

まさに!コレ、すっごく気になってたのです。

出産自体に「苦労すべきだ」神話がある気がして(自分の中にも何かある気がする)、その後の育児の窮屈さともつながってる気もして。

ヨーロッパの人とかが「日本では、麻酔ナシで歯を抜かないのに、なぜ出産は麻酔ナシなの?!」て驚くとか、そんな話も聞いたことがあります。

 

実際のところ、日本で無痛分娩が可能な病院は、だいぶ増えてきているけれど、技術的な問題や専門医の数からいってまだまだ対応していない病院も多い様子。

 また、日本人の古風な考え方というか、「お産はお腹を痛めて産むもの」「あの痛みに耐えて母親になるもの」みたいな意識が大きいというのも。

 

・・私自身、どこか、そう思ってる気がする。

あと、出産の瞬間のあの達成感はスゴイものがあったから、よくぞ耐えた自分、みたいに自分で自分を褒めたい気持ちもあったり。

でもその前の長時間に渡る激痛は、ものすごいものがあったのに、すでに「のどもと過ぎれば・・」な感覚。

そして、抜歯の麻酔がフツー感覚になっているように、もしも出産時の麻酔がフツー感覚な環境だったら、「痛みに耐えてナンボ」なんて思わないハズなのに、なんなんだろ、この苦労至上主義。。自分でも不思議だけど、本当に環境の影響は大きい気がする。

 

 出産で大切なのは、母子ともに無事であることであって、痛みに耐えてエライとか関係ないし、何より「陣痛をうまくいなしながら(マッサージとか呼吸法とか)、赤ちゃんにしっかり酸素を送ってあげる」ことが重要。

そのための技術と考えて無痛分娩を選択するのもアリだし、昔ながらの助産院のスタイルが性に合って集中できるという人もいるだろう。

 

どんな技術にも、メリットとデメリットがあるから、そこを理解するのは必要だと思う。そのうえで、自分で選ぶ。(ただし、急変などもありうるから、あくまで医療従事者の指示には従う)

 

結局のところ無事にご対面できれば、方法はなんであっても出産は大変かつ喜ばしいものだから、スタイルは各人それぞれでいいと思う。(あ、当たり前のことですね…^-^)

 

いろいろ考えていると、あちこちつながっているなぁと思うことが多い。

日本の育児が窮屈なのは、「こうあるべき」姿が限定的すぎて、狭すぎるからだと感じる。

母乳だろうとミルクだろうと大きくなればどっちだっていいのに、どこか「母乳神話」にとらわれていたり。(これはまた別の機会に・・)

 

もっとおおらかに、なんだってOKなんだよ、と思えたら、日々の育児も気楽に思えるのではないかなぁ。。

 

長々と書いてしまいましたが、ひとまず言いたかったことは、

「出産も育児も、もっと気楽に取り組めたらいいなぁ!」ですかね。。 

[育児] 保育参加ってどんな感じ?

 おひさしぶりのブログです、こんばんわ。

今日はお迎えに行ったら、トイレ前の洗面所で2歳児クラス(ひとつ上のクラス)の男の子がズボンもパンツも履いたままでシャーとおしっこしており、あらら、と先生を呼びに行ったのですが、その後、「えへへ~」と笑いながら濡れたズボン&パンツを私にペタリとくっつけようとしてくれて、「やーめーてー」と逃げる、という出来事がありました。

大人があわてる様子がまた嬉しい、みたいな風情でありました。

はぁ。。先生方、すごすぎます。。こんなことは日常茶飯事なんだろうなぁ。。しかも個性それぞれな大人数(>_<)

 

というわけで、先日、保育参加したときのことを、改めて書こうかと。

 

1か月以上前にお知らせをもらった時、「保育参観」じゃなくて、「保育参加」なんだ、と知って、「へぇ~」と思いました。

「保育参観」だと、「授業参観」みたいなイメージかと思っていたし、乳児の場合は気付かれないように保護者が「変装」してこっそり見守る、みたいなパターンも聞いたことがあったので、それとは違うんだろうな、くらいに思っておりました。

 

・・・まさに、参加、でした。。先生方に混じって、保育するんですね。

 

日程を調整して、仕事はそれぞれお休みを取って、父ちゃんと二人で参加してまいりました。

通常は、各家庭につき一人の保護者(←ほぼ母、みたい)、一日につき一人の保護者が保育参加するんですが、

うちは父ちゃんが単身赴任中のため、なかなか保育園での様子も知る機会がないし、

先生に聞いてみたら、二人とも参加してもOKと快諾してくださったのです。ありがたい。父ちゃん一人だと、何もかも慣れてなさすぎてツラいでしょう、とのご配慮も。

 

ーー以下、参加してみての感想 などなどーー

一日中ドタバタしっぱなしで、つかれたけど、楽しかった!

園での子どもの様子も分かるし、なかなかいい機会やなぁと思いました。
しかしほんと、アレを毎日、て先生方、スゴイわ。。

 

先に保育参加が済んでたママさんのアドバイスに従い(けっこう汚れる)、ジャージ姿で行ってきた。

 

9時の標準保育時間に間に合うように子どもと一緒に登園、いつものように子どもの保育園グッズをセット等した後、父ちゃん母ちゃんは持参したエプロンを装着。

ごあいさつ。よろしくおねがいしまーす。

 

まずは部屋の中で体操(”お母さんと一緒”の曲をかけて)、われら2人もいるからか、1歳児クラスさんは固まってたw。

その後、なんとなく流れで、父ちゃんは2歳児クラス、母ちゃんは1歳児クラスを担当することに。

 

体操後、すぐにお茶を飲んでトイレに連れていって、着替えを準備して、少し離れた本園へ。園庭の砂地を使って、泥んこ遊びをするため。ただし、雨が降りそうだったので軽めの泥んこあそび。保護者も裸足で砂場あそび。

しばらく泥&砂で遊んだ後、雨が降ってきたので、みんなの手足を洗って、雨がやんだタイミングを見計らって、歩いて戻る。ちびっこどうしで手をつないだりさせるのですが、これがなかなか大変。すぐ手を離したり、素直に歩かなかったり。

戻ってお茶をのんで(保護者も)、またトイレへ連れていく。一日に何度も着替えをさせてるイメージやわぁ。。(父ちゃんは2歳児クラスを担当、人数も多くなってさらに大変だったそうだ。。)

 

給食までのわずかな時間も、中庭に出て、ミニ菜園を眺めたり、ミニ滑り台で遊んだり。

 

そして給食。みんなけっこう自分で食べるけど、1歳児クラスはまだまだこぼすし、ちょこちょこヘルプしつつ、大人も横でゴハン。モリモリついでくれて私は多いくらいやったわ~。しっかり食べないと体力もたないのかもね。

給食の片付けをしたら、またトイレ&着替え。今度はパジャマでお昼寝準備。お布団も並べる。ずらーり。

ムスメ、最近はお布団に入って割とすぐ寝るらしいんだけど、父ちゃん母ちゃんが居ることに興奮しているのと、くっつきたいのをガマンもしてたらしく、他の子が寝てから母ちゃんがトントンしにいくと、キャーキャー言ってなかなか寝ない。。

しばらくしてから寝かしつけは先生にバトンタッチして、30分の休憩を頂く。ふぅ。

ここで母ちゃん父ちゃん、保育参加開始以来、初のトイレに行ったよ。。ほんと怒涛やなぁ。

 

子ども達が昼寝している間に、「壁に貼るイラストを自由に作って」と言われ、大きな厚紙と色つき紙、のりとハサミを渡された。なんでもいいと言われると逆に難しいと思ったけど、父ちゃん得意のペンギン(←なぜか昔から、これだけはよく描くらしいw)を軸に、夏っぽい絵ができあがった。ペンギンとセイウチが父ちゃん、私はカニと魚。

コレ、父ちゃんと2人で意外とのめり込んで作った。子ども達からも「かわいい~」と好評で嬉しい。

 

お昼寝から起きたら、またトイレ&着替え。

そしてオヤツ。大学芋、おいしかった~。子ども達もペロリ。ちゃんと、大人のお皿には手を出さない、とか、分かってるのがすごいなぁ。

 

おやつの片付けしたりしてたら16時、終了時間。ほんまあっという間。。ふぃー。疲れた。。

帰宅後、夜ごはんの用意なんてとうてい考えられず、ピザとったったぜ( ´ ▽ ` )ノ

 

疲れた、でもほんと楽しかった~。まぁたまにだから、何とかなるのかも。

先生方はほんとスゴイよ!!ちょっとした合間も逃さず、いろんな遊びをさせてくれるし。何より、あんな怒涛のお世話の中で、よく、ひとりひとりの様子を観察しているなぁ~。。

保育参加の間中、親から離れない子もいたり、泣く子もいるとのことなので、

どうなるかな?と思ってたけど、まずまずいつも通りだったみたいで良かった良かった。ほんとは甘えたいけどガマン、みたいな姿も見られたしw

 

先生からは、「お父さんお母さんがいる中での保育園で、最初は戸惑っていたようですが、徐々にいつもの調子を取り戻していました。保育園での様子を見ていただいたと同時に、私たちもご家庭での様子を見ることができたように感じました」とのこと。

 

本当にいつもいつも、ありがとうございます。

これは先生方に感謝するための(実感するための)イベントでもあるのかもね!

 

園によっていろいろ違うんだろうけど、もしもこんな感じのイベントがあって、参加を迷っている方がいたら、ぜひぜひ参加をオススメ!

 

そして、給食のおばちゃんとかに変装してコッソリ参観する「保育参観」もやってみたい母ちゃんでした(面白そうだwww)。

 

☆オマケ☆

父ちゃんの感想がこちら:

「保育参加、楽しかったです。2歳児クラスの子どもたちを見ていて、うちの子も来年はこうなるのかと思うと、これからも成長が楽しみになりました。」 

・・・いつも、ムスメかわいいなぁとメロメロな父ちゃんですが、2歳児(お話もたくさんする、仕草もいろいろ)を見ていると、まだまだかわいさピークはこれからだ、と思ったらしいヨ!!

 

[育児] 自己主張と表現方法

こんばんは。台風が通過中です。

関西はお昼に警報が出て、保育園からお迎え要請がありました。

今日は母ちゃん、休めないお仕事の日だったので、警報発令時は、ばあばに対応をお願いする予定で事前に連絡を取っていました。

 

12:10に暴風警報が出て、保育園からばあばに連絡もあったのですが、たまたまお仕事がお休みだったご近所さん(Aさん&Bさん2家族が、Aさんちに集合中)がお迎えに行ってくださることに。

ほんとにありがたい! ばあばも待機してくれてたけど、到着までに時間が掛かるし、ご近所さんのご好意に甘えることにしました。

会社からは15:00で帰宅命令が出たので、母ちゃんもAさんちへ合流。

子どもたちは大はしゃぎで遊んでいて、楽しそうだった~。

 

その時の様子と、少し前から気になっていることを書いてみよう、というのが本日のタイトルであります。(前置き長い・・)

めずらしく寝落ちしてないしね!

 

・・最近、自己主張が激しくなってきている(気がする)、娘、1歳8か月。

それ自体は成長のあかしでもあるし、良いことだと思っています。まぁ対応し続けるのは疲れることもあるけど~。。でもまぁ、どんどん「人間」っぽくなっていってて面白い。

 

もともと、大人のいうことはけっこうよく聞いていて(←たぶんですけど)、言って聞かせると「うんうん」とうなずいたり「いやいや」と横に首を振ったり、コミュニケーションは取りやすい感じでした。きっと、どちらかというと育てやすい子なんだろうなぁ、とか思っていた。

ただ、言葉そのものは、まだ語彙が多くない感じ。4か月後輩のイトコ君の方が、ハッキリくっきり、いろいろ発してる。女の子は「言葉を覚えるのが早い」とよく聞くけど、まぁ個人差が大きいんだろう、くらいに思っています。きっとそのうち、わぁわぁうるさいくらいになるんだろうなぁ、みたいな。

むしろ「このしゃべれない期間もカワイイ、けど期間はきっと短い、しばらく今のままでOK!」くらいに思っていました。

 

思っていたんですけど、少し前の、保育園の連絡票のやりとりがこちら。↓↓↓

  • 先生:どんどん自分のやりたいことができて、それができなかったり、納得できないと、泣き声を出していました。散歩では手をつなぐことに飽きてくると泣き声を出していました。しかし、公園に入ると、さっきまでの泣き出しそうな表情はどこへ行ったのか、嬉しそうに滑り台の周りを走り回って、声を出して笑っていました。

 

  • 母:主張が激しくなってきた、というのも実感です。まだ言葉がたくさんではないので、余計に、泣いたり声を上げたり、になるのでしょうか。こちらの言ってることが通じる感じはどんどん高まっていますが。。

 

  • 先生:言葉で気持ちを表現できないので泣いて気持ちを知らせているようです。「イヤ」「やめて」などで表現するように保育者が伝えていったり、お友達の真似をしていくことで落ち着きだすと思います。

 

  • 母:なるほど…「イヤ」「やめて」を使えないから泣いて知らせるんですね。言葉を覚えるのがゆっくりめなこと自体はそんなに心配してませんでしたが、徐々に、表現を覚えていくことは大切なんですね。もともと、お友達に押されたりしても「イヤ」という反応よりも「ポカーン」という感じで、ノンキな方かな?と思っていました。マイペースということと、言うべき時は言うということ等、バランス大切ですね。

 

・・ていう、やりとりがありまして。

 

そして今日Aさんちで、2歳ちゃん、4歳くん、0歳11か月くんと遊んでいて、おもちゃの取り合いだったり、押し合いだったりのプチトラブル(ってほどでもないけど ^-^)の際にも、「イヤ」「やめて」ではなく、「キーッ」て感じで叫んだり、泣き声を出したり。

その都度、「やめて」だよと伝えてみたり、「〇〇って言おうね」と言ってみたり、なるべく『言葉で表現する練習』を試みてるのですが、まぁなかなかすぐには変わらないっすね。まぁそりゃそうだ。

 

自己主張もこれからどんどん発達するだろうし(魔の2歳児、目前!)、内容も複雑化していくと思います。

徐々に、いろんな表現方法を覚えていって、世界とのやりとり(←おおげさ w)がしやすくなるといいなぁ。

 

そうこうしているうちに、あっという間に言葉を覚えるに違いない。。

こんな悩み(とも言えないような)も、きっと一瞬のことなんだろうな。。( ´ ▽ ` )ノ

 

[育児][医療]予防接種あれこれ

「親になってから初めて知ったこと」はたくさんあるけど、予防接種のこともその一つだなぁと思います。

最初(いや、今でもか・・)、ほんっと、複雑で驚いた。こんなにたくさんあるのに、どうやってスケジュール組むのコレ・・というところから。

 

そもそも予防接種に関して、私は、いたって「フツーの親」感覚だと思う。別にめっちゃ熱心とも思わない、ごくフツー。

もちろんいろいろな主義主張の方がいると思うので、そういう部分は置いておいて。

私自身の基本姿勢としては、「ワクチンで予防できるものは、なるべく予防したい」というスタンス。でもまぁ一般的なスケジュールに従えばいいかな、くらい。

費用面では、定期接種で無料で受けられたらうれしいけど、任意接種で自費でも、万が一のことがあったらと思うと、必要なものは受けておきたい。

 

具体的にはこんな感じ

  • とりあえず定期接種はすべて受ける。(BCG, DPT, MR, ポリオ が完了)
  • ポリオの生ワクチンは怖いなぁと思ったけど、任意接種の不活化を組み込むスケジュール作成までは頑張れなくて、生ポリオを2回、受けた。(不活化ポリオは4回とかに渡っていて、なんとなくムリっぽいなと思っていた)
  • ヒブや肺炎球菌は公費助成が始まる前から自費で受けていた。(周りにもそういう先輩ママさん多かった。これは自費でも受けといた方がいいよ、的な)
  • おたふくと水ぼうそうは、「予防接種しててもかかるけど症状がマシ」と聞いて1回ずつ受けた。(ふーん、予防接種してもかかるんだ?自分が子どもの時は、かかったお友達にうつしてもらいに行ったなぁ)
  • インフルエンザ、一応うけとこう。。母ちゃんもかかると大変だし一緒に。
  • ロタはまだ承認前だった。(かかったら本人も家族も大変だし、受けるといいっぽい噂は聞いていた)
  • B型肝炎は、母子感染の恐れがある場合以外は不要らしい(そうなん?まぁそれならやらなくていいか)

 

同じころに出産した人や少し前に出産した人たちの話を聞いた感じでは、上に書いたような、うちと同様の接種状況の人は多かったように思う。

より「意識の高い」ママさんになると、不活化ポリオを自費で受けに、少し遠くの病院を探して行ったりもしてたイメージ。

 

私は妊娠中、ベネッセの妊婦向け情報誌みたいなのを購読していたので、そこにあるスケジュール表を参考にして、Excelを使ってスケジュールを立てた。というか父ちゃんにお願いして組み立ててもらった。

不活化ポリオを組み込まなくても、種類は本当にいっぱいあって、生ワクチンと不活化で間隔が異なって、しかも同時接種はムリだという前提だったから(当時の近所の小児科の方針だった、それ以外によく知らなかった)、接種後は間隔を空けなくてはいけなくて、キツキツなスケジュールになった。

体調不良などで少しでもズレたら、ほんと困るなぁと思いつつ、実際に接種する日にドキドキしながら熱を測りつつ、接種を進めていった。

1歳までにほとんど高熱を出さなかった子だったことは、ホントに単なるラッキーだったと思っている。

何回も病院に通わなくてはいけないし、大変だなぁと思ってた。当時は、予防接種と通常診療を分けていない小児科にかかっていたから、病気をもらってきそうで怖かった(人が少なさそうな時間帯を狙ったりしてた)。

 

やっとこさ、ひととおりを接種しおえたと思った時は、1歳4か月くらいだった。保育園に入る前に、なんとか打ち終えて良かった、と思っていた。

が、次は何歳の時に何が必要なんだろう?とか、本当にこれでちゃんと受けるべきものが漏れていないんだろうか?とか、なんとなく不安だった。これ実は今もそう。なんとなく、不安。よるべない感じ。

 

「かかりつけ医に相談を」とかよく目にするけど、実際には、相談してみても手ごたえがなかったり(お母さんの好きなようにしたらいいわよ~?!)、先生のポリシーによってものすごく違ったり(同時接種する/しない とかも)、そもそもかかりつけ医と予防接種医を分けた方がいいと聞いたり。ううむ。。どうしたら。。

 

役所でもらえる予防接種手帳は、ほとんど役立たないと感じていた。ヒブや肺炎球菌のことは(妊娠当時は任意接種だったから)何も書かれていなかったし、予防接種の種類と接種間隔を示した図表も、とても分かりにくかった。

小児科に置いてある、製薬会社がPR用に作ったパンフレットを見たり、自分でもネット等で調べてみようとしたけど、何を信じていいのか分からない、なんか知りたい情報が網羅されていない、わーわーどうなってるんだこれ、、と、パニックになりそうだった。

 

なんとかかんとかひととおり終わらせたと思ってた頃、B型肝炎感染が母子感染経路以外もありうるという話や、水痘(水ぼうそう)やおたふくかぜは「予防効果を確実にするために、2 回接種が必要」という話を見聞きするようになった。

つい最近では、B型肝炎も定期接種に組み込まれる方向、というニュースもあったし、水痘ワクチン2 回目の推奨接種期間を「5 歳以上7 歳未満」から「18 か月以上2 歳未満」に変更、というニュースも。

 

B型肝炎のこととか、水痘おたふくの2回目の接種のこととか、私は全く知らなくて、最近になってTwitterを通じて知った時はびっくりした。「意識の高い」ママさんからも、聞いたことが無かった。そして、できればB型肝炎や水痘おたふくの2回目も、接種したいなと思った。

 

B型肝炎、定期接種に導入されるとニュースで聞く前だったから、本当に必要なのか迷った。
いくつか付近の病院に聞いてみたら、「なぜ打ちたいのか、母子感染以外は無いのに」とか「うちでは大人にしか接種したことがない」とか、とりあえず冷たい反応が多し。。特に、まるで「神経質な母親だ」という感じに対応される時は、つらかった。なんで責められなきゃいけないのか。。というか、こちらも迷っているからこそ、いろいろ聞きたいのに、なんか話がかみ合わなくてしんどかった。防げるなら防ぎたい、てだけなんだけどなぁ。とりあえず相談しにくくて困った。

 

ヒブや肺炎球菌を、任意(すなわち自費)だった時も多くの人が受けていたように、情報を知っていたら多くの人が、B型肝炎も自費でも受けると思う。とにかく情報が少ないというか、偏っている気がする。なぜなんだろ。

 

予防接種、年々どんどん変わっていっているし、ほんと難しい。スケジュールを立てるのも難しいし、そもそもどれを受けたらいいのかも分かりにくい。同時接種してもらえる病院も限られている。ちゃんと小児科学会からも同時接種時の接種位置の通知とかも出てるのに。ほんとは諸外国みたいに、混合ワクチンが進めばいいんだろうなぁ。。

 

これから妊娠出産される方がいるとしたら、出産後に情報を集めるのはほんと大変だし(お世話に慣れるのに必死だし)、できれば妊娠中に勉強できたらいいと思う。

私の場合、出産後に新生児訪問で来てくれた保健師さんも親切な方だったけど、「まずはBCG(生後4か月頃)」としか言われなかった。。
たぶん、直近に出産する方々の場合は、これからは生後2か月のロタ(&その他ワクチンとの同時接種)が最初になるのでは、と思うから、新生児訪問だとかBCGだとかから計画をスタートしてたら、それでは遅いと思う。

 

 

ネットで情報を集めようとすると、それこそ玉石混淆で、惑いすぎて、もうよくわからん、考えるのいややわ、てなりがち(私だけ?)なので、そういうのは良くないなぁと思います。なので、現時点で参考になりそうなリンクを載せてみたいと思います。

覚書も兼ねて。

 

  • KNOW-VPD (小児科の先生等が集まって作成されているサイト。基本的な知識からしっかり学べそうだなと感じた)
    http://www.know-vpd.jp/index.php

 

 

    ※これ、PDFしかリンクがないのかな。PDFの置き場所のリンクが欲しいんだけどな。だって、更新されるたんびに、PDF名が変わるんだろうから。探しにくいよぅ!ちなみに小児科学会のホームページの最新情報から飛ぶか、検索窓に「予防接種 スケジュール」と入れて検索すると出てくる様子。画面左側バーの中に、スケジュールへの直接リンクがほしいなぁ。。

 

あと、予防接種に関するデマ(〇〇ワクチンを打つと不妊になるだとか)等も頻繁に出回ると聞いて、それも驚いた。そんなことして誰が得をするんだろう。。よく分からないな~。

 

 

ワクチンで防げるハズの病気になってしまったり、自分自身(あるいは子ども自身)が感染源になったり、いろんなことがありうると思うと、ちゃんと知りたいなぁと思う。が、何を頼ったらいいのか、ほんと迷う。

幼い子どもの予防接種については、親のポリシーが影響するし、まだまだ勉強の日々は続くなぁと思います。ふぃ~

正しい情報発信による啓蒙活動をしてくださってる方々に、感謝する日々です。

 

  

☆おまけ:実録、水ぼうそう2回目について聞いてみた!

ちょっと家からは離れてるけど、任意接種にも熱心だというウワサの小児科に、電話で聞いてみた!水ぼうそうの2回目について。

 

→とっても親切だった。。感動。

小児科学会の最新スケジュールのことをご存じだった。
それは小児科としては当り前のことなのかもしれないけど、なんとなく、まずそこで安心できるし、
こちらから「小児科学会の発表を見たので、大丈夫なハズなんですが」って感じで(素人判断ではないんです、ちゃんとした情報を基にしてるんです、なんか変なこと聞いてスミマセンみたいな申し訳ないような気持ちで)話をする必要がなくて、
ホッとした。

 

説明によると、

  • 今までは水ぼうそうにかからなかった時のためのブースターとして「5〜7歳(就学前とか)」と推奨していたとのこと。ただし、予防接種でも防げていない日本の現状なので、
    「水痘ワクチン2 回目の接種時期は、18 か月以上2 歳未満(初回接種後4〜12 ヶ月)が望ましい」、としたとのこと。
  • 水ぼうそうも、1回では万全ではないので2回の方向へ(風疹やはしかも同様の経緯で複数回接種になったらしい)。
  • 現状、1回接種後、かかることもある。(実際、周りでもよく聞く話だ。。)
    1回しておくと、かかっても軽く済むことが多いけど。
  • 1回打った後にかかった場合は、2回目の接種は不要。
  • 1回目接種後、6〜12カ月後を推奨。(私が問い合わせた病院のケース)
  • 1回の接種であってもかからない人もいるし、2回だから完全とも言い切れないけど、確実に効果は上がる。
  • あとは先生の主義とかもあるので(うぅむ、やはり)、かかりつけ医にも確認してみたらいいよ。

 

いろいろ教えて頂けて、ほんとにありがたい。


・・・わかった!ちゃんと相談できればいいんだ。安心できるもの。
だれに何を聞いたらいいのか分からない、聞いても冷たい(なぜだ・・)とか、とてもストレスなんだな~。
情報って、ありすぎても混乱するけど、やっぱり大事だと思うし、相談できるのも大切。当たり前だけど、再実感。

水ぼうそうのことを教えてくれた病院は、「また分からないことあったら電話での相談もお気軽に」って言ってくれた。本当にありがたいな。

 

私みたいな「フツー」の親でも、もっと、予防接種や医療に関する情報を得られやすくなって、より安心して子育てできるようになったらいいなぁと思います。

 

おわり