azucho's diary

読書メモや、育児記録、ワークライフバランスについてのあれこれなどを書いています。だだもれ系です。

[両立][WLB] 選択肢の多さって

ちょっと前の話になっちゃいますが。

ゴールデンウィーク、義実家に帰省しておりました。
そこで義両親と深夜に語らう機会があり、図らずも男女共同参画(?!)に関する話題になりました。


義父から、「男女の役割は、以前のやり方の方がうまくいっていたのではないか?社会経済的にも、ビジネスとしても。(※以前のやり方=男性は外で働く、女性は家庭で家事育児)」と言われ、思わず反発&激論・・・深夜に。


私は、両立に関して、男女の役割を柔軟にした方が良いのでは、という話をしたかったし、その一方で、義父の考え方をトコトン聞きたかった。長年仕事をしてきた「男の人」の立場から、最近の男女雇用機会均等(←むしろ用語としては古い気もするけど)の流れとか共働き事情とかについて、きっと思うところがあるんだろうなと思って。会社員を経て自営業をしていた義父母、いろいろとシビアにビジネスを考えていると感じるし。

 

しかし相当、強い調子で、「男性が外で働いた方が効率がいい」「女性はどうしても妊娠出産育児でブランクが出来てしまう」「やっぱり男性の方がビジネス向き」みたいな男性優位前提にて話をされて、えぇー、それはどうなんだろう、と必死で反論を試みたりしていたんですけどね。

 

旧来の方法の単なる礼賛かと思いきや、あーだこーだやりとりした末に、義母(←基本的に横で話を聞いていた)から突如、「自分を追い込みすぎて、しんどかったりしない?」と、仕事に復帰した直後の私を気遣われて、思わず詰まりました。。うぅ、そう来る?!(・・・涙)

 

実は義父も、そういう話をしたかったのでは、と、義母が助け船を出してくれた様子。。←さすが長年の夫婦、スゴサ(絆っていうか連携っていうか??)を実感。。

 

 

今の私たち夫婦の共働きスタイルや、子育てスタイルを見ていて、いいなと思うし応援したいと思う。でも、大変すぎないか、心配、と。


「選択肢が少なかった時代の方が、実は良かったのではないか?女性が考えすぎて動けなくなっている時代なのでは?」

 

義父母が言いたかったのはコレだったらしい。うぅ、胸が詰まる。。

 

どこか、しんどい想いを抱えながら、「でもそれって自分で選んだことだし」と思ったり、そもそも選択で迷ったりする日々。

 

選択肢が増えることは世界が広がる(もしくは、広がるきっかけになる)ことだから、いいことだと思うし嬉しい。「〇〇だからダメ」みたいな門戸の閉ざされ方は、単純に悲しい。(これは、実際に「女性だからダメ」と言われて悲しかった、初めての社会人経験が大きく影響している、私の場合。)

だから選択肢は多ければ多い方がいい、くらいに思ってたのかもしれないけど、それはちょっと違うのかもしれない。

 

何かを選ぶということは、何かを捨てるということ。全部は持てない。それが人生だし、その中で自分が作られていく。捨てたものへの未練もあったり、あの時あっちにいってたら、なんて思うことも、ままある。転職の時とかもモンモンしたりとかね。でも選んだからには選んで良かったと思えるように行動したいと思うし、それは時に「自分にそう思い込ませてでも」そう進めたりもする。捨てたからこそ捨てたものが良く見えることもある。(酸っぱいぶどう理論?)

これまでも、そう思ってきたハズなのに、仕事と育児家事との両立、てなった時に、「全部!全部!」って思っちゃってたのかもしれない。そもそも選択肢が多くて、選ぶのもまず大変で、日々どうしようか迷ってる。うーむ。

 

でも、せっかくこの時代この状況にいるのだから、その中でせいいっぱいやりたいなぁとは思う。まぁ結局のところは、そういう思いかなぁ。

 

あと、義父母といろいろ話をできるのも良かったな、とも思いました。父ちゃんは酔っぱらって寝ていたにもかかわらず、ヨメである私とあーだこーだ話をする、深夜。気遣ってくださることも含めて、ほんとありがたいことだな。


いま置かれた環境で精いっぱいやることが大切、という内容のことが、最近Twitterでお知り合いになった方のお言葉にもありました。そうですよね。

 

ブレつつも、精いっぱい立ち向かう、てことかなぁ~

 

ひとまず明日からに立ち向かうべく、寝ようぜ母ちゃん。。おー (>_<)/