大変ご無沙汰しております。産まれています!
(すでに産後4か月とか…w)
前回ブログで「前駆陣痛かも~帰されるかも~」と書きつつ、
まさかのそのまま入院となり。
単身赴任先から戻る父ちゃんが立ち合いに間に合うか、とかドキドキな場面もありましたが、
無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)の処置も順調に進み、
父ちゃんが到着した後、しばらくしていきみ開始。
母子ともに無事でした!
下記に、簡単に振り返りを記録したいと思います。
長文になりそうですが、興味のある方はどうぞ。
※無痛分娩(硬膜外麻酔分娩)にも定義や呼び方(和痛分娩、計画無痛 etc)等、いろいろあるようですが、
ここでは便宜的に「無痛分娩」と記しています。
妊娠出産については、場所も方法も考え方も様々あると感じます。
重要なのは医療者との信頼関係だと思いますし、病院や先生の方針もあると思います。
無痛分娩について興味のある方は、主治医の方からしっかり説明を聞いて、納得の上、選択してください。
いろいろと状況変化もありうるのが妊娠出産、まずは母子ともに無事であることを目指すのが妊娠出産だとも思います。
さてさて振り返り開始です。
■出産前日(前駆疑惑):
朝から胎動が激しく、おなかむくむくと膀胱を圧迫されてツラい日でした。
やたら眠いし…(まぁこれは妊娠後期は常に、でしたが)
今のうちに妊娠生活についてざっと振り返っておこう、とブログを書き始めましたが、
とにかく眠くて。
下書き保存を繰り返し、お迎え前に少し昼寝することにしました。
16:00前、昼寝から目覚めると。⇒
『ちょっとどーんと来たかも。お昼寝後。前駆? 2回ばかし。腰に。』
後から思えば、これが最初の認識ですね。
そして
16:50『若干ちょこちょこ来てる気もするが…ひとまずお迎えへ。父ちゃんにはメールしといた。』
17:42『何度か来るなぁ、腰の痛み。生理痛っぽい感じ。。うーむ迷う』
間隔を計るまでもなく全く規則的じゃないし、これはきっと前駆陣痛ってやつなんだろうな、本番にはまだまだなんだろうな、
(前回が破水からの開始だったので、陣痛からの開始ってどんなものなのかが分からなかった)
さてそれにしても何度か来るし、経産婦は進みが早いというからもし本番だったら早めに行かねばかな、
などなどと迷いつつ、お迎えで保育園の先生から勧められたのもあって、病院に連絡してみることに。
おチビをどうするか問題もあった。
前駆で帰されるとしたら、おチビを連れての移動よりも、
保育園のお友達にお願いしておチビを預かってもらっとく方がいいかなぁとか。
父ちゃんからはメールの返信も無いし、仕事が忙しいのだろうと思いつつ、
返信くらいくれよ~とやきもきしたり。
父ちゃんと連絡がつかないまま、病院からは「念のため、来てください」と言われたので
タクシーを呼ぶ。
万が一そのまま出産になったときのことを考えて、おチビも連れて行くことに。
(ここらへん、いつどういうタイミングで出産が始まるか分からないので、
いちおうシュミレーションはしてたんだけどね。時間軸と父ちゃんの在/不在などのパターンに分けて。)
んで荷物もってタクシーに乗り込む。
おチビはタクシーがひたすら嬉しいようでウキウキしてたな。
20:32『病院到着。タクシーの中では遠のいた?さっきはまた少し来たけど。』
・・・あるあるですよね~病院に行くとなると落ち着く現象w
21:08『今日は帰れなさそう、とのこと!助産師さんのチェックで子宮口4~5cm、先生の内診はまだだし、
張りも不規則だし間隔も割とあるんだけど、このまま入院にと。麻酔の準備中。』
21:08『さっきの波は割と大きかったなぁ…助産師さんのチェック前の。』
21:42『意外と平気そうだから~、とか言われたり(^_^;)』
いやはやほんと、このまま帰るのかなとか思ってましたから。
たまに大波はあるけど不規則だし、波自体も呼吸法で痛みを逃せる感じだった、まだまだ余裕。
んでこれをツイしたんだっけかな。↓
https://twitter.com/azuazu1011/status/377052359282540544
おチビは陣痛室でしばらく一緒に絵本よんだりした後、併設の保育施設へ。
こちらも事前に登録はしていたものの、どういうタイミングになるか分からないから
保育士さん達の待機も難しくて、結果的に朝まで寝かしてもらえたのは本当にラッキーだったな。
ここからしばらくメモなし。麻酔前の点滴とかされつつ波が来たら吐く呼吸でのがしつつ。
そして分娩室へ移動。
23:19『1022麻酔開始。1046人工羊水。1109あたりから2分間隔? 6~7cm、助産師さんチェック』
・・・時間表記が24時間表記と12時間表記が混じってますが。分娩室のデジタル時計のデカイ表示(これが12時間表記だった)を見ながら記憶しておいて、あとでメモってたものであります。
麻酔開始、の前には、背中の消毒や、背中を丸めて針を刺す、等の処置がありました。
これが、陣痛で苦しみつつの最中の処置だから、ツライと聞いたりしてたのですが、
私の場合は、それなりにきつかったけど、陣痛逃しと同様に呼吸で整えつつ、て感じで
なんとかうまくいきました。
背中はかなり広範囲に渡って消毒薬を塗られてる感じがあったな~。ひんやり。
で、ですね、途中からお隣さんが居たんですよ、分娩室で。
かなり痛い痛いといろいろ叫んでおられたのですが、経産婦さんだし子宮口の開きも早くて、
硬膜外麻酔をするかどうか迷ってる様子。
麻酔したいけど、痛くてのたうちまわるから処置できないし、
そうこうするうちにそのまま麻酔なしで行こうかとかも言われたり。
ご本人も最初は迷ってたっぽいけど、最終的には麻酔を選択。
23:20『お隣は8cm、そこから麻酔開始。めっちゃ騒いでいた経産婦さん。』
10cmが全開大だから、8cmって、もうそのまま行くかも、って感じですが、
そこから開始もアリなんだ~、へぇ~、と思いながら聞いておりました。
私の方は、と言えば。父ちゃんもまだ到着せず、基本的にひとりだったので、呼吸法しつつメモとりつつ、だったな。
23:22『モニターみながら、呼吸法で逃せてる感じ。冷静なのは、麻酔のおかげか、それとも?やな…
でもピークの時もマシやった気が。』
23:23『1115あたりかな?40近くとかあった(絶対値ではないけど。最初は150MAXぽかた)けど、平気。
わりと。』
23:24『腰のマッサージは、麻酔いれてると出来ませんよね、の会話とかも。先生と。』(背中から針を入れてるので)
23:24『ていうかまだ不規則なのかも??いやさすがに違うか。』
23:26『1126. 50やけど、痛くない!すげー!』
・・・分娩監視装置のモニターの数字を見てると、ほんと分かりやすいくらいに陣痛って緩急の波があるんだよな~!
ひとり目の時もそれはしみじみ思いましたが、(だから陣痛がおさまってる時に全力で休むことが超重要)
今回は自分で感じる体内の波と、モニターの波との両方を見られて、よりしっかり確認できた感じ。
※あ、前回は自分の体内の波しか分からずでした。父ちゃんがモニターを見ながら腰マッサージをしてくれていた。
分娩監視装置のモニターの数字は絶対的なものではなくて変化の推移をみるものらしいんだけど、
陣痛がだんだんきつくなっていくと数字も大きくなり、痛みも大きくなる。
それが、硬膜外麻酔のおかげで、ピークの痛みは緩和され、
痛み自体はゼロではないけど、冷静に呼吸法で逃せるし、
のたうちまわったりしないし、会話もできるし、
痛みが少ないということから、体力消耗も抑えられたと思う。
23:44『助産師さんのチェック、8~9cm!開くの早い、やはり経産婦だからか。
しかし間隔はいまだ不規則。2分のこともあれば、5分のことも。
さっきからの2回とか、数値は50とかやのに、あまり痛くなかった、すげー。
開くまでは早くても、最後はいきみたい感じが分かりにくくて、時間がかかることが多いらしい。
ふむ。
父ちゃんが間に合うように、点滴(促進剤のことかな?)はナシで、とか言ってた。』
・・・これ、私の場合は、いきみたい感じはちゃんと分かりました。
もし、いきみたい感じがわかりにくくても、モニターを見つつ助産師さんが声をかけてくれるから
問題ない感じでした。
さてお隣さんは、痛みにのたうちつつも何とか麻酔処置ができたようで。
23:47『お隣も麻酔が効いたらしい』
ほんっと劇的に静かにならはりました…(笑)
これはスゴイ。
どんなレポートよりも、この劇的な変化を見たら、効果が分かりやすいと思いました。
いちおうオイラも分娩台の上でお産進行中なんですが、助産師さんや保育士さんがいろいろ打ち合わせ的な話をしにきたりもしました。
23:51『話してる最中に50ごえとかでも、大丈夫だったり。すげー。
母乳希望か、ミルク指導とか、沐浴指導とか。延泊の話とか。託児は今晩だけやな。』
・・・これねー、ひとり目の時は考えられなかったよ。陣痛中に会話するとか、検討するとか。
ありえんありえん!!ありえなかった!!!
ひたすら痛みにうなっておりましたから。
23:56『逆にこんなんで産めるんですかね、のお隣さん発言に思わず笑ってもた。
ほんと劇的な変化やな…分かりやす過ぎる、おとなりさん( ̄▽ ̄)』
いやはやほんと。劇的だったから。
確かに、これで陣痛が遠のいてたらどうしよう、とか不安になるくらいなんだけど、
お産自体は進んでいるので心配ご無用とのこと。
すごいねー。
0:01『ほんと不思議な感じ。結構じんわり痛いのも来るけど、どピークは回避、かなぁ。』
0:06『3分とか5分とか。でも呼吸は大事だよね、きっと。』
0:09『30?あまり上がらず。足じんわりしびれかな?足指も動かせるけど。』
0:12『30すぎくらいのが2回つづいた、3分間隔くらい。』
0:16『久々50ごえ。あかちゃん心拍も上がってたっぽい』
ここらへんでもまだ不規則な私の陣痛。
0:21『お隣さん、いきみ開始かな?それにしてもめちゃくちゃ息を止めてるけど、ええんかいな。』
0:24『なんかまだ動いてるし…( ̄▽ ̄)』(まだ胎動が!下がって下がって~!)
0:24『50ごえで3~4分間隔、かな。』
そうこうしてるうちにいよいよお産本番開始。お隣さんが。
0:26『お隣さん、お産だと!ほほー!先生が呼ばれた!』
0:29『もう出そう、やて! 2/3!』
0:29『あたま出たて。目をあけてごらん、て。!!』
0:30『おぎゃあ聞こえた!感動!お隣さんやけども!!』
・・・いやー、ほんと感動した!陣痛中やけども!!
0:35『おめでと!』
思わず、仕切り越しに、声だけ掛けてしまいました。
びっくりしてた…スンマセン( ̄▽ ̄)
さてお隣さんも無事に出産されたことだし、次はオイラの番だぜ!!
0:38『足のつけねいたい。下がってきてる?』
0:45『ちょと今のはきつかった。』
いつのタイミングだったか忘れてしまったのですが、
一度、麻酔を追加してもらいました。
麻酔薬の量はごく少量から開始して調整してくださるんだけど、
陣痛の方はどんどん激しくなるから、追加の麻酔が効き始めるまでにはしばらく
痛みがきつい時間帯があったなぁ。
私はどちらかというとガマンしがちなタイプだから、
このまま追加なしでもいいか?とか思ったりしましたが、
せっかく硬膜外麻酔を選択したんだし、と思い直し、追加依頼。
⇒追加してもらって良かったっすよ…!
どんどんきつくなるからなぁ、陣痛。
そしてついに。
0:50『父ちゃん到着とのこと!わーい!』
間に合った!!!
1:01『保育園なー、どうしよかな。』
← さっそく相談する、陣痛中のオイラと父ちゃん。
送迎とかもろもろ、相談必要だからな。父ちゃんの仕事の調整とかばあばの都合とか。
陣痛中に相談できたのも、助かったな~ほんと。
落ち着いてるね、と父ちゃんから言われたのもここらへんか。
父ちゃんはいったん、分娩室から出され、またいきみの時に呼ばれるっぽかった。
1:03『なんか数値は30まででも、足の付け根いたい。左。』
1:09『お隣さんは親子3人で記念撮影。んで部屋へ?』
1:10『このあと助産師さんの内診かな?』
1:10『微弱なんかなー。不規則っぽいし。むしろこれからが本番???』
この時は、むしろこれから長くかかるのかなぁくらいに思ってた。
あまりに不規則だし。と思ったら、
1:13『きつかった。60』
1:20『そろそろいきみの準備??父ちゃんはまだ待機の様子。おチビは寝てるらしい。』
ほどなくいきみ開始へ。
いきんでいた時のことを、あとから父ちゃんに聞くと、
「腹筋運動でもしているかのようだった。淡々としてた。」
その他、陣痛中も「穏やかだった。」など。
・・・前回との対比が激しかったようです・・・(笑)
前回もいちおう、呼吸法で落ち着いてたつもりだったけど・・・いやいやスミマセン、殺気立ってましたよねww
そして・・・
https://twitter.com/azuazu1011/status/377153349935575040
2:35、産まれました!3234gの男の子!!ようこそようこそ!!!
(たくさんの励ましとおめでとうのメッセージ、本当にありがとうございましたっっ)
4:07『ひととおりの説明。
赤ちゃんに初乳、1、2本のじんわりを含ませて、助産師さんが連れてった。
あー産んだんだなぁ!!』
・・・あー産んだんだなぁ!!って、ほんとしみじみ思ったよ。
そして。その後は、
4:38『ねよねよ』
5:07『暑くて寝られない。熱?』
8:43『ウトウト寝ののち、8:00~8:38朝食。完食!』
と、だいたいこんな感じでありました。
トータルの感想をまとめますと。
どピーク時の体力消耗、が劇的に緩和されました。
麻酔が効く前は、私はモニターの数値を見ながら、呼吸法でも痛みを逃したりしてたんですけど、
同じ数値とかそれ以上でも、普通に会話できたり。
麻酔の効き具合に個人差もあるようですが、合理的だと思いましたよ~d(^_^o)
体力消耗が抑えられたので、産後の回復という意味でも良かったんじゃないかなと感じました。(これがイチバンの目的でした)
上の子のお世話をしながらなので、二人同時寝かしつけとかも必須だったし。
前回のお産ももちろん印象深かったですが(いろんな意味で)、今回はより冷静にひとつひとつを体感した感じかなぁ。
産後直後の睡眠不足や、ホルモンバランス変化、上の子対応、などなどによる心身ともにヘロヘロ生活の話はまた別の機会に。。(^_^;)
何はともあれ、母子ともに無事で、良かったなぁと思いました。
というわけで大幅遅れの出産報告、これにてこれにて。