azucho's diary

読書メモや、育児記録、ワークライフバランスについてのあれこれなどを書いています。だだもれ系です。

[育児] ピンクの長靴

2014/6/19。ピンクの長靴をおチビに買った。

 

初めて、母ちゃんの意志で、ピンクを買った、気がする。

だからピンク記念日。こう書くとなんか変だなw

 

それは、セールで見つけた長靴だった。

ピンクと緑と水色の3種類。

チェック模様。

どれもかわいくて、内側がビニールではなく布張りで履きやすそうで、おチビの小さくなった長靴の後継を探してた母ちゃんは、これだ!と思った。

 

3種類のうち、水色はちょっとぼんやりしてるかな、と除外。(個人的な好みです)

 

さて。ピンクか緑か。迷う。

 

おチビはいつの頃からか、ピンクが好きだと主張するようになった。

 

母ちゃんとしては「ピンクは女の子」「女の子はピンク」みたいなのは嫌いで、自分がピンクがそんなに好きじゃないってのもあるけど(嫌いなわけでもない)、とにかく決めつけられるのが嫌で。性別によって、ではなく、個人としての好き嫌いで決めたい、選びたい、選んでほしい、て思ってた。それは今もそう。

オレンジが好きなのもあって、おチビの出産準備は黄色とか「ニュートラル」っぽい色を選んでいた。

 

でも産まれてみると、あちこちから入ってくるピンク。お祝い、おさがり、ばあばセレクト。

せっかくもらったしと着せてみるうちに本人も気に入ったり、保育園のお友達の影響もあったり。

なんか、結局、周囲の環境に影響されてピンクを選んでるんじゃないのか、てところがどうもムムムではあった。

でもまぁ、言うてもファッションにそんなにこだわりのある母ちゃんじゃないもんで、着せてたわけです。ピンクだろうとファンシークマちゃんだろうと。

しかもどんどん強化されて、自らコーディネートするようになるとタンスから必ずピンクを持ってくる。ヒラヒラしたものが付いてるのも好きみたい。

 

そっか、おチビはピンクが好きか。

 

でもあくまで母ちゃんは、母ちゃんとしてピンクを買い与えるのは抵抗があった。これは私の中の壁って感じ。

「女の子はピンク、に反したい」、という、これまた頑なな感じのこだわり。

意識したくないと思うあまりに、逆に意識しすぎるというか。

 

変に避けるのもおかしいなぁ、と。

だからこそ、入ってくるものを排除はしてなかったわけだけど。

 

でも「壁」はずっと感じてた。

 

んで、長靴ですよ。(あ、やっと戻ったw)

 

母ちゃんの好みは断然、緑!

しかも男女かかわらずなイメージもいい。坊も抵抗なく履ける!

(まぁ坊もピンク好きになるかもしれないけども)

ていうか目を引くかわいさ、ハッキリしてるし、これは緑だと思う!

きっとおチビも気に入る。

 

でもその一方で、おチビの好みは断然、ピンクだろうなぁ、と思う。

一緒に選んでたら「ピンクー!」って叫ぶよね。

 

うぅ迷う…本人は売り場にいないし。

 

緑、購入。決め手は「坊も履ける」。

 

帰宅後、おチビに見せると大喜び。

新しい長靴、てだけでまず喜ぶし。履いてみると似合ってる。あーやっぱりかわいい。

 

ピンクの存在は知らないし、ね。

 

ちょっぴり気になりつつ、でも、喜んでるし似合ってるし、良かった、と思って見てた。

 

ん?サイズがちょっとピッタリすぎる。

思ってたより小さい?いや、おチビの足が大きくなってるからか。(あぁ測定もしてなくてテキトーすぎたか…)

 

サイズ交換してもらおうか…

あ、じゃあ、色のことも改めて考える??

 

再び迷う母ちゃん。

 

迷った時は、父ちゃんに相談だー!

 

メールしてみた。(こんなことで…ww)

 

『相談。おチビが絶対に喜ぶピンクの長靴と、めちゃ似合ってるし本人も気に入ってるし坊もいずれ履けるだろう緑の長靴、どっちがいいと思う?

 

かなり迷って緑を買ったけど、サイズがあまりにピッタリすぎて、ワンサイズ上に交換してもらおうかと。その時、色も変えるのもありかなと。

 

ごめん、こんな相談して』

 

…平和だよね、ごめんごめんの気持ちで最後の文を書いた。

 

でも父ちゃんは仕事やら何やらで忙しく、返信がないまま、母ちゃんはお店へ。

 

実物を前にして、うーむ。しばし悩む。

 

うん、決めた。ピンクにする。

 

おチビが今、いちばん喜ぶものを。

いちばんの笑顔が見たい。

 

報告メールを父ちゃんに送った。

『ピンクにしました。未来うんぬんよりも、今のおチビの笑顔を見たい。

緑のもめちゃ気に入って家の中で履いてたけどな?』

 

しばらくして返信があった。

『ごめん!返事出来ず。おいらも今おチビが喜ぶのが一番だと思う。』

 

うん、良かった。

 

未来のために今をガマンする、的な思考になりがちな母ちゃんだし、

(おチビだけでなく坊も履くかもという”未来”に縛られていた気が…)

父ちゃんなら迷わずピンクにするだろうな、とも思ってた。

ていうかどっちでもええやん、とも言えるし。

 

・・・なんか大げさになっちゃったけども。

ピンクだろうと何色だろうと、なんでもいいんだろうな。

「どこかから押し付けられたもの」という窮屈さが無ければ。

そこに決めつけのニオイが無ければ。

 

これからも、おチビはおチビで好きなものを選んでいくだろう。

好みも変化するだろう。

ステレオタイプにとらわれずに自分の意志で、という「ステレオタイプ」のことも気にせず、

どうか楽しく生きていってほしいな。

 

・・・あ、ピンクの長靴を見た瞬間のおチビの笑顔、

やっぱりバツグンでした。小躍りしてた。歌い踊ってた。

 

しかしせっかく買ったと思ったら雨が降らず、な日々。

もしかして:梅雨明け???ww