azucho's diary

読書メモや、育児記録、ワークライフバランスについてのあれこれなどを書いています。だだもれ系です。

【読書メモ】迷走する両立支援 ~その3:第三章:働く親は「市民」になれるか

どうもこんばんわ。寒すぎです。日本全国、ブルブル震えてますね。

昼寝というか夕寝というか、おかしな時間に寝た小さき人の夜の寝かしつけもなんとか終わり、奇跡的に母ちゃんはまだ起きてられてるので、ちょちょいと更新してみます。

 

『迷走する両立支援 いま、子どもをもって働くということ』

原久美子著、太郎次郎社エディタス、2006/7/20初版

 

いい加減、なんか本のリンク貼ろうよという気もしますが、まぁとりあえず。

 

さて第三章です。あっさりしか書けない予感。。

 

<第3章 働く親は「市民」になれるか --親のニーズと保育所再編>

第三章は保育所再編、民営化などの記載です。

具体的な都市として、広島県府中や東京都練馬区の実例が細かく記述され、その他にも全国各地の民営化(もしくは民営化への動き)に関する、自治体と親との攻防(攻防というのか・・うーむ)が挙げられています。

市民である親に対して、自治体からの保育所統廃合や保育民営化に関する説明が不十分であるとか、住民の声が届かないであるとか、なんだかこれまたしんどい事例ばかり。

 

「役所の人」も、人の親だったりすると思うんだけどなぁ。。(素朴な疑問です)

 

保育に関しては、幼保園だとか総合こども園だとか、最近もいろいろとホットな話題かとは思うのですが、そしてまさに待機児童問題に切実なものを(すぐそこに)感じている立場なのですが、正直、よく分かっていません。今後の方向性とか、どうあるべきなのかとか。。当事者なのに、そんなのではイカンと思うのですけどね。。

ツイッター上でも、いろいろな議論がなされていて、みなさんすごいなぁと思ってしまう、その感想こそ、またも当事者意識が欠けている、と反省はするものの、なかなかそこから進まない自分。

 

  • 3章の保育所民営化関連の記述を読んでると、どんどん暗くなる…とりあえず腹筋でもするかな…

 

私が第三章に関してメモったのはたったこれだけ。。はーお恥ずかしい。

でも、とにかく暗くなりました。(重いとか暗いとか、そんなんばっかですみません)

 

保育所に入りたい、入らないと働けない、子どもに少しでも良い保育や環境を与えたい、自治体側の財政状況や国の方針など事情もある、だれもだれかの不利益を望んでいるわけではない(たぶん)。

どこかねじれたままの保育民営化への流れが、怖いなぁと思います。

が、そもそも、当事者でありながらよく理解しようとしていない私のような親が増えているとしたら、当事者としてもっと声を挙げていかないといけない、ということなのかなぁ。あぁすみません。。

「市民になる」ってどういうことだろう。。ぼーっと暮らしててすみません。。

 

とりあえず、なかなか保育所が決まらない不安とマッチしすぎて、これまた暗くなった第三章でした。

 

(つづく)