azucho's diary

読書メモや、育児記録、ワークライフバランスについてのあれこれなどを書いています。だだもれ系です。

[出産][育児] 無痛分娩と、日本の伝統的(?)育児

こんばんは。ほんっとーに、暑い日が続きますね。

夏だわ~と思いつつも、夏ってこんなに暑かったっけ??とダラダラ汗を流しながら、毎日お迎えチャリンコを漕いでいる母ちゃんです。

 

さてさて、今回、前から気になっていた「無痛分娩」について、ちょっくら書いてみたいと思います。ツイッターでつぶやいたら、無痛分娩に関するリプライを頂いたりして、ほぅほぅ、そうなんだ~知らないこといっぱいだわ~、と目からウロコの連続。世間的にはすでに常識なのかもしれないですが、、(^ー^)

 

しかも、数日前に、はてなブログの「Twitter貼り付け機能」がリリースされているではないですか!なんとタイムリー♪

さっそく試しに貼り付け。

 

へぇ~!こんな風に貼り付けられるんだ!おもしろ~!

あれ?でも、「貼り付け形式」が選択できないけど、なんでだろ??デフォルトでは「標準」の貼り付けになっているみたい。「テキスト」のみの貼り付けも選択したいんだけどなぁ。。うーむ。。

とりあえず、ヘルプに投げてみよう。書き書き・・

・・ふー。満足。

 

・・・って、それで満足しててどうする。

 

もともと、無痛分娩については、数年前に友人が

『二人目出産の際、たまたま無痛分娩も扱える病院だったが、当初は無痛分娩にするつもりはなかった。陣痛が始まってから一人目の時の記憶がよみがえって急きょ、「無痛分娩でお願いします!」って 叫んだ』

と言っていたのを聞いたことがあったくらいで、私はほとんど知識はありませんでした。

 

他には、イメージとして、

  • 海外では一般的らしい。
  • 麻酔を使って痛みをやわらげるらしい。
  • 日本では扱える病院はまだ少ないらしい。
  • 費用が高いらしい??(病院による??)

くらい。

 

で、今回、さきほどのツイートをつぶやいたら、日頃やりとりさせて頂いている方で、出産間近の方が、「計画無痛分娩です!」と返信をくださったのです。

  • 一人目が予期せず無痛分娩(出産一時間半前に硬膜外麻酔された)
  • 現在、二人目妊娠中、今回は計画無痛分娩の予定
  • 最後の一時間半であっても無痛は劇的に楽になった
  • 陣痛もしっかり味わったので産後の回復が早いかどうかは分からないが、帝王切開よりは回復が早かったはず
  • 計画無痛なら産後の回復が早いと思う
  • 「計画無痛分娩」の知り合いは多い(特に二人目)
  • 計画といっても、陣痛を促進剤で促して(陣痛がつかなかったら破水させたりして)起こすぐらいの意味みたいで、陣痛の割と早い段階で痛みを緩和してもらえる(タイミングは病院による)ということ

などなど、とても詳細に教えて頂きました。(本当にありがとうございます!)

 

・・・へえ~、計画無痛とか、初めて聞いたよ!そしてやっぱり回復が早そうだなぁ!

下記のように返信もしました。

『日本ではまだ無痛分娩ができる病院が限られてるのかなというイメージなのですが、もっと選択肢が広がるといいなと思います。もちろん、お産はその時の状況次第で、必要な対応が変わってくるから(ほんと命がけですよね母子ともに(^_^;)、信頼できる場が大事ですよね』

 

・・そもそも、少し前に『出産は体にダメージ大、産後は全治2か月くらいに考えておいた方が良い』という話を聞いて、ほんとそれくらいに考えた方がいいなぁ、と思ったことも関係しています。

出産はとにかく消耗が激しくて、産後は常にあちこち痛くて、そんな中、昼夜問わず2時間とか3時間おき(時に30分、1時間だったりも (^-^;))に授乳だおむつがえだなんだと起きなければならない、細切れ睡眠の辛い状況。。

だからこそ、「床上げは1か月以降」等と言われるように、しばらくは布団を引いたまま、新生児のお世話以外は横になる前提の生活で、極力、家事などを周囲の人に担ってもらおうというスタイルがあるわけですよね。(というか、産後すぐにムリするのはほんとイケナイ!後々にガクッと疲労が来たりするから)

 

身体そのものについて「あ、どこも痛くない」と思えたのは、私の場合は出産後、半年以上たってからでした。ずーーーーっと、どこかしらが痛い。

それで、その身体的ダメージが、精神にも影響したりする気もするし、もしも少しでもダメージを和らげられて回復が早くなるのなら、『無痛分娩』っていう選択肢もありなのかな、と感じたのです。

 

『無痛』と言っても、痛みが皆無なわけではない、とか、

陣痛はそもそも出産に必要な痛みだから、完全にそれを無くすわけではない、とか、

少し調べるだけでもいろいろ出てきます。

(こちらのHomePageも参考にさせて頂きました 無痛分娩ができる全国の病院・産婦人科

 

  • 子宮口が全開になるために、ある程度の陣痛は必要

  ⇒子宮が収縮する感覚を残し陣痛の痛みが完全に無くならないように少しずつ麻酔液を入れていく

  • 妊婦さんがいきむことは必要、お産すること自体は普通の分娩と同じ
  • 陣痛時間全体でみると、無痛分娩の場合は、初産婦、経産婦ともに短い

 

技術としてあるなら、選択肢の一つとしてもっと広がっていてもいいのになぁと思いました。

 

私の感想「もっと選択肢が広がるといいな」に対して、教えてくださった方も、

『本当にそう思う。アメリカでは一般的な技術なのに、なんで日本では苦しんで自然に産むのがいいのだろう、と。お母さんが苦しいせいで、うまく産道が開かず赤ちゃんが降りて来れなくて苦しむよりは痛みを緩和した方がいいと思う』

とおっしゃっていて、思わず激しくうなずいてしまいました。

 

まさに!コレ、すっごく気になってたのです。

出産自体に「苦労すべきだ」神話がある気がして(自分の中にも何かある気がする)、その後の育児の窮屈さともつながってる気もして。

ヨーロッパの人とかが「日本では、麻酔ナシで歯を抜かないのに、なぜ出産は麻酔ナシなの?!」て驚くとか、そんな話も聞いたことがあります。

 

実際のところ、日本で無痛分娩が可能な病院は、だいぶ増えてきているけれど、技術的な問題や専門医の数からいってまだまだ対応していない病院も多い様子。

 また、日本人の古風な考え方というか、「お産はお腹を痛めて産むもの」「あの痛みに耐えて母親になるもの」みたいな意識が大きいというのも。

 

・・私自身、どこか、そう思ってる気がする。

あと、出産の瞬間のあの達成感はスゴイものがあったから、よくぞ耐えた自分、みたいに自分で自分を褒めたい気持ちもあったり。

でもその前の長時間に渡る激痛は、ものすごいものがあったのに、すでに「のどもと過ぎれば・・」な感覚。

そして、抜歯の麻酔がフツー感覚になっているように、もしも出産時の麻酔がフツー感覚な環境だったら、「痛みに耐えてナンボ」なんて思わないハズなのに、なんなんだろ、この苦労至上主義。。自分でも不思議だけど、本当に環境の影響は大きい気がする。

 

 出産で大切なのは、母子ともに無事であることであって、痛みに耐えてエライとか関係ないし、何より「陣痛をうまくいなしながら(マッサージとか呼吸法とか)、赤ちゃんにしっかり酸素を送ってあげる」ことが重要。

そのための技術と考えて無痛分娩を選択するのもアリだし、昔ながらの助産院のスタイルが性に合って集中できるという人もいるだろう。

 

どんな技術にも、メリットとデメリットがあるから、そこを理解するのは必要だと思う。そのうえで、自分で選ぶ。(ただし、急変などもありうるから、あくまで医療従事者の指示には従う)

 

結局のところ無事にご対面できれば、方法はなんであっても出産は大変かつ喜ばしいものだから、スタイルは各人それぞれでいいと思う。(あ、当たり前のことですね…^-^)

 

いろいろ考えていると、あちこちつながっているなぁと思うことが多い。

日本の育児が窮屈なのは、「こうあるべき」姿が限定的すぎて、狭すぎるからだと感じる。

母乳だろうとミルクだろうと大きくなればどっちだっていいのに、どこか「母乳神話」にとらわれていたり。(これはまた別の機会に・・)

 

もっとおおらかに、なんだってOKなんだよ、と思えたら、日々の育児も気楽に思えるのではないかなぁ。。

 

長々と書いてしまいましたが、ひとまず言いたかったことは、

「出産も育児も、もっと気楽に取り組めたらいいなぁ!」ですかね。。